レシピ「栗の渋皮煮」
「もっと陽射しがあって…。良い天気で…。」と期待しましたが,雲が多く小雨も降る一日でした。
“秋晴れの日”が待ち遠しい!
秋の実りの一つに「栗」があります。
茹でたり,焼いたり,蒸したり…。それを味わいます。
そして,ひと手間かけて,新しい味覚を楽しみます。
かなり前に,とても美味しい渋皮煮をいただきました。その作り方を教えていただきましたが,なかなか上手にできません。
しばらくして,「○○屋の渋皮煮レシピ」とレシピにまとめて,あらためて教えてくれました。
紙が黄ばんでしまっていますが,この時期になると,レシピが出てきます。
それぞれのお宅に“自慢のレシピ”があると思いますが,参考に,教えていただいたレシピを紹介します。
“手軽”ではなく,手間をかけた作り方になっています。こうして“手をかけた”ことで,栗のもつ美味しさが引き出されているように思います。
ウイスキーやブランデーを使った「大人用の渋皮煮」です。
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《材料等》
新鮮な栗=3kg
炭酸(重曹)=1箱(1袋50g)
白砂糖=800g
ウイスキーまたはブランデー=300cc
栗がすっぽり入る大きめの圧鍋(できればステンレス鍋)
《手順》
1 実を傷つけないように注意して,鬼皮を丁寧に剥く。
*専用の鬼皮剥きが○○などで市販されています
2 1回目=「1」を鍋に入れ,水がかぶる程度入れ,炭酸を3分の1袋程度入れて煮る。
沸騰する直前に弱火にして,更に50分程度煮たてないように煮る。
3(1) 「2」を水道水で冷ます。
このとき水流が強すぎて渋皮が剥がれないよう調節する。
(2) 冷めたら,栗を一つずつ指の腹でそっと洗います。
スジとワタは,爪楊枝または爪で取ります。
4 2回目=ホットクッキングペーパーを鍋底に敷き,栗がかぶる程度の水を入れる。
炭酸3分の1袋を入れ,弱火で50分程度煮たてないように煮る。
5 3回目=水を替えて,残りの炭酸を入れ「4」と同様に煮る。
6 4回目=水を替えて,水だけで,煮たてないように30分程度煮る。
7 5回目=水を替えて,水だけで,煮たてないように30分程度煮る。
8 6回目=水を替えるとともにホットクッキングペーパーを取り除き,砂糖800g,ウイスキー300ccを入れ,中火で20分程度煮る。
その後しばらくは,できたシロップ液につけておくことをお奨めします。
《ポイント》
・ 鬼皮を剥くときは,渋皮を傷つけないように注意しましょう。
・ けっして煮たてないように注意しましょう。
・ ワインよりウイスキーやブランデーのほうが香りが良いと思います。
・ クッキングペーパーを敷くのは,焦げ付かせないためと実割れを防ぐ工夫です。
・ 硬すぎたり,実崩れを起こさないよう時間を守りましょう。
・ 炭酸は,○○薬局などで売っています。
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