『地下足袋をハイヒールに履きかえて』(岩崎多恵・著)
昨日から流浪の旅を楽しんでいます。
今日も天気の良い“暑い”日でした。日中,雷鳴が響くときもありましたが,小雨で過ぎました。
厳かな空間で,太古の人々に思いを馳せた愉しい一日でした。
大学入学を控えた高校生のとき,父親が家族全員に集合命令をかけ,一言。
「保証人になっていた人が逃げた。すごい借金を背負うことになった。選択肢は二つ。夜逃げするか,みんなで力を合わせて返すかだ。 さぁどっち?」あなたなら,その選択は? お父さんとお母さんは,「逃げない」ことを決めました。 ここから,岩崎氏の“挑戦”が始まります。 これまでの日々を描いた『地下足袋をハイヒールに履きかえて』(ミリオン・スマイル・刊)です。 大学に行きたい彼女は,父親に懇願しました。
「大学に行かせてほしい」 父は即答した。 「行ってもいいぞ! 頑張れ! ただし自腹で」20歳の時,韓国に留学します。
「韓国語を学びたい。韓国に行ってみたい」 父に相談すると, 「行ってこい! ただし自腹で。 そして稼いでこい。 俺の娘だ! お前ならできる!」岩崎氏は「資金なし」「コネなし」「経験なし」「資格なし」の無い無い尽しで起業しました。 それから15年,黒字経営を続け,今は銀座で3拠点3業態を運営する女性社長として活躍しています。 自分の体験から,年齢を問わず多くの女性たちに寄り添い,「あなたはあなたのままで大丈夫」というメッセージを送り続けています。 彼女が変わった瞬間が描かれています。そのとき,彼女は。
失ったことばかりに気を取られ「ある」ことに目を向けられなかった。 心のスイッチが切り替わった瞬間だった。
必死で戦っていたはずの敵は 実際にはどこにもいなかった…。 呪縛から 解かれたような 瞬間だった。さて,何があったのでしょう。 奇跡は,「起るか起らないか」ではなく,「起こすか,起こさないか」なのです。 すべて,本人にかかっているのです。 「思いついたら即行動」する人が起こすのです。 そのことを,岩崎氏が伝えています。 あなたも“行動”を始めましょう。
目次 事件 17歳。山仕事、土方娘 たったひとりの卒業 お金はなくても海外生活 奇跡のドンゴロス ダンボール箱のくす玉 … 願った通り 大きな勘違い 銀座に挑む など【関連】 ◇たえ日記 〜経営は勘違いでうまくいく〜 ◇アシェルランゲージスクール ◇アシェルウェディング 【今日の小咄】 プロ野球中継を見ていると,小学1年の娘が来て,「このおじさんたちは,いつも野球して遊んでばかりで,何の仕事をしているの?」と聞いてきた。