「愉しい時間」
不安定な天気で,夜中に雨が降ったようですが,日中は青空が広がって,暑い夏の日でした。
西に向かっての旅は,初めての出会いと発見の時でした。
“文化”にかける情熱,それを追い求め極めようとした人生に驚き,目にするものに感動しました。
そして,“成果”を受け継ぎ残していく人々・集団に敬意を抱きました。
日本の“神秘”と“歴史”,それらを包み込む静寂を味わいました。
「古代は現代よりも“新しい”のではないか。」
目の前にある“もの”が ,「謎」を問いかけてきました。
杜には「八百万の神々」が集い,その力を大地に轟かせてくれているような雰囲気を感じました。
戦争と平和を考えました。
そこには,多くの外国の方の姿がありました。
展示物に付けられた説明をていねいに読み,メンバーと小声で感想を述べ合っていました。
街で見かける“爆買いする人”とは,異なる意識を持って来日した人々です。
歴史と信仰を体感しました。
平家,源氏,そして秀吉。時の“長”が求めたもの,怖れたもの,それが見える物と館がありました。
「その昔,○○は一人ではなかったのでは…。」
そう考えないと無理がある行動と伝承されている出来事だが…。
そうだとして,同等の人格と技量を持った方が多くいたのか…。
信仰の場に漂う“神秘の雰囲気”に,俗を離れ清められ身を正された気がしました。
愉しい時間でした。
世俗に戻ってまいりました。
暑いなあ。