先人に学ぶ(10) 子どもを語ることば
天気予報では「強い雨も…」と言っていましたが,朝から霧雨が降り続く日で,特に強い雨はありませんでした。
沖縄地方では激しい雨が降り,沖縄市などに大雨警報が出たり,100ミリを超える局地的に激しい雨が降ったようです。
みなさんのところは,大丈夫でしたか。
梅雨時期の“豪雨”が心配となる頃です。
食卓に,初物のパセリが彩りを添えていました。
自然の恵みに感謝
午前中,来客がありました。久しぶりに会う知人です。
プロの演奏家として,さまざまな場所で演奏し,いろいろな方に出会います。また,東日本大震災の被災地と縁のある方です。
話をする中で,“プロ”としての自覚(誇り?)をもって日々を過ごしているからこその事があり,驚きと感動がありました。
・イベントを企画し運営する者が… ・被災地の今は… ・「演奏家」としては… ・「技術」と「表現」と…「自由人」の生活を振り返り(?)つつ,「今」と「次」を考えさせられました。 訪問,ありがとうございました。 今日の「先人に学ぶ」は,生徒と向き合い実践を続けていたときの校長先生が出された文書の言葉です。
子どもを語ることば よかれ,あしかれ私たちの行為・無意識の動きが子どもたちへのある働きかけとなっているのが“学級”である。その意味で,子どもを語ることばは,私たちの持つ教育的機能の中でその主役を演じているといえる。 ここでは,その背後にある“私たちのもののとらえ方”を強め,私たちの指導の弱さを克服するひとつの手だてとして,まず「子どもを語る言葉」を吟味しようというのである。 1 私たちの認識は,言葉に支配される (略) 2 用語「認識」と「感情」 このことばをまっ先にとりあげたのは,ややもすると「感情」が教育の世界で正当な認識をうけていないように思われることによる。その重要さに比して。 ここでの参考資料;岩波新書「子どもの認識と感情」(波多野完二・著) (略)「どのように子供(児童・生徒)をとらえるのか」により,教師としての指導や行動が変わってきます。 それを意識し,意図的な指導が求められています。 さらに,それを裏付ける“書籍(学者の言葉)”を示していただけています。 現場の教職員は“臨床”での発想や判断ですが,それを支える“学究的な思想”が重要であることを教えていただきました。 先生方,「教育研究の書籍」を読み,教育研究者と論議し,自分の“教育論”を鍛えていますか。 【今日の小咄】 毎日必ず病院に行くうちのお婆ちゃんが,ある日電話で,「今日は風邪をひいたので行けません。」と言っていた。 ※最近のお婆ちゃんには,こうしたことはいないでしょうが…。