集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「○活」から

花514。  晴れて気温が上がり,暑い夏の日」でした。  午後,夜,それぞれ会合がありました。  午後は,久しぶりにお会いする先輩方とお話しできました。夜は,地区の話題について相談をしました。  ありがとうございました。  いつもより変化のある一日でした。  「免活」をタイトルとする新聞のコラムがありました。  「免活…??」,聞きなれない言葉です。聞きなれないというより,初めて目にする言葉でした。  大学生協の壁にあったポスターで見た筆者の飯間浩明氏(国語辞典編纂者)は,
 「免活」とは何の略か,ここには書いてありませんが,無理に原形を復元すれば,「運転免許取得活動」とでもなるでしょうか。
と,初めて見る言葉を読み解いていました。  それに続いて,最近「○活」という形の言葉が急激に増えていると話を続けていました。  初めて「就活」を耳にした時,それが「就職活動」のことだとは,すぐには分かりませんでした。それが,今では辞書にも載っています。  テレビニュースで「KSK」も扱う現状では,「何を言っているの?」と言われるかもしれませんが,やはり気になります。  このことは,「○○力」という言葉にも感じていることと似ています。  「学力」や「実力」,「教育力」「競争力」は,昔からあった(?)言葉でしょうが,「女子力」や「コメント力」などは,新しい(?)言葉だと思います。  これは,「科学する」で生まれた「〜する」と同じように,名詞に「力」を付けることで“能力”を表しているようにみえる(表したい)のだと思います。    さらに,学校教育に係るなかで「○○教育」が“氾濫”しているように思います。  社会や家庭で行っていること,すべきことが,「○○教育」と名前が付き学校教育のなかに入ってきました。  それぞれが扱う内容について,疑問も問題も感じないのですが,それを“学校で扱う”と言われると,「えっ,ほんと?」と断りたくなりました 「朝活」「婚活」「転活」「離活」「終活」「ソー活」「妊活」「保活」「脳活」「産活」「友活」「恋活」「老活」「寝活」「美活」「菌活」「温活」…  日本語は「便利なことば」「素敵なことば」だと思いますが,いいことなのか…