「○活」から
晴れて気温が上がり,暑い「夏の日」でした。
午後,夜,それぞれ会合がありました。
午後は,久しぶりにお会いする先輩方とお話しできました。夜は,地区の話題について相談をしました。
ありがとうございました。
いつもより変化のある一日でした。
「免活」をタイトルとする新聞のコラムがありました。
「免活…??」,聞きなれない言葉です。聞きなれないというより,初めて目にする言葉でした。
大学生協の壁にあったポスターで見た筆者の飯間浩明氏(国語辞典編纂者)は,
「免活」とは何の略か,ここには書いてありませんが,無理に原形を復元すれば,「運転免許取得活動」とでもなるでしょうか。と,初めて見る言葉を読み解いていました。 それに続いて,最近「○活」という形の言葉が急激に増えていると話を続けていました。 初めて「就活」を耳にした時,それが「就職活動」のことだとは,すぐには分かりませんでした。それが,今では辞書にも載っています。 テレビニュースで「KSK」も扱う現状では,「何を言っているの?」と言われるかもしれませんが,やはり気になります。 このことは,「○○力」という言葉にも感じていることと似ています。 「学力」や「実力」,「教育力」「競争力」は,昔からあった(?)言葉でしょうが,「女子力」や「コメント力」などは,新しい(?)言葉だと思います。 これは,「科学する」で生まれた「〜する」と同じように,名詞に「力」を付けることで“能力”を表しているようにみえる(表したい)のだと思います。 さらに,学校教育に係るなかで「○○教育」が“氾濫”しているように思います。 社会や家庭で行っていること,すべきことが,「○○教育」と名前が付き学校教育のなかに入ってきました。 それぞれが扱う内容について,疑問も問題も感じないのですが,それを“学校で扱う”と言われると,「えっ,ほんと?」と断りたくなりました。 「朝活」「婚活」「転活」「離活」「終活」「ソー活」「妊活」「保活」「脳活」「産活」「友活」「恋活」「老活」「寝活」「美活」「菌活」「温活」… 日本語は「便利なことば」「素敵なことば」だと思いますが,いいことなのか…。