集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

追悼〈冨田氏〉。懇親会。

 今日は,朝からが降って,肌寒い一日でした。  午前中,前任校へ出かけ「Webフォルダの使い方」について情報提供をしました。  更新や修正の“自分でできるところ”をしてきていましたので,担当者の引継ぎでうまく伝わっていませんでした。その点について,操作しながら確認してもらいました。  急を要する内容ではありませんが,情報発信に生かしていただけると思います。  よろしくお願いします楽譜509。  昨日のニュースで,冨田勲氏が逝去されたことが伝えられ,今朝の新聞で取り上げられていました。  合掌  初めて見たとき(聴いたとき),「これは楽器か?」と驚いたシンセサイザー”の先駆者・第一人者です。  ニュース記事でも,そうした紹介がされています。  当地では,「鳳来寺山の仏法僧」の作曲者 冨田勲氏の姿があります。  この歌は,NHKみんなのうた」でも取り上げられ,大井文雄氏のアニメーションとNHK東京児童合唱団の唄で知られています。  冨田勲氏は,少年時代に新城市鳳来寺山で幻の鳥と呼ばれた「ブッポウソウ」(コノハズク)の声を聴いたことがあり,その当時の想い出を描いたのが「鳳来寺山の仏法僧」です。  2011年のインタビュー記事(音に色を塗る - ele-king Powerd by DOMMUNE)で,
冨田:父の仕事の都合で北京に行っていたことがあったんですけど、天壇公園の音の反響に5歳のときにものすごく驚いたんです。それで帰国して、昭和16年かな、ラジオで鳳来山、仏法僧の放送を聞いて、それで僕はどうしても仏法僧の声を聞きたくて、岡崎の比較的近くの三河の鳳来山まで行って、夜中の宿坊で......、宿坊ったって、人気のない、信仰をもった年取った人がちらほらいるような、蝋燭もないから山で拾った雑木をかまどで燃やして明かりにしてましたけど......。その宿坊から仏法僧の声を聞いたんですね。 ■宿坊にはお父さんと行かれたんですか? 冨田:父は兵隊に取られていませんでした。8歳上の従兄弟と行きました。その記憶が忘れられず、NHKのサラウンド番組で霊山のあちこちに楽器を配置をして「仏法僧に捧げるシンフォニー」というのをやりましたけど、崖の山で音の反響が面白くそのときの"場"の音を利用したシンフォニーを書いたんです。つまり岩肌を反響する音の聞こえ方に興味があったんですね。
 インタビューにある番組は,NHKハイビジョン・スペシァル『冨田勲 仏法僧に捧げるシンフォニー〜鳳来寺山 63年目の再訪〜』です。  鳳来寺山の形そのものをコンサート・ホールに見立てての“山岳コンサート”でした。鳳来寺山は崖の山ですから,場所によって音の響きが違い,いろいろな鏡岩や沢などに楽器を配置して,お互いの演奏を有線でつなぎヘッドフォンでモニターしながら,冨田氏や出演者が演奏していました。  興味深く見て,聴いたことを覚えています。  この番組のなかで,地元の小学生が合唱で出演しました。そこで歌ったのが「鳳来寺山の仏法僧」です。  その後,鳳来寺地区の小学生が,校内行事や市行事などで歌い続けています。    ◇プレイリスト「鳳来寺山の仏法僧」YouTube)  これからも,鳳来地区の子供達にとって“大切な歌”として歌い続けられることと思います。  冨田氏の訃報に接し,この楽曲が思い起こされました。  ご冥福をお祈りします。  夜,新城市算数数学部会懇親会があり,お招きをいただき参加しました。  算数数学部では,自分が初任の頃から教育研修会の後に懇親会を開かれており,退職者のいる年には,この時期でした。  今回は,その退職者としての参加でした。  あいさつをさせていただいたので,手元の“古い資料を整理して見つけた3つの物”についてと「算数の問題」を紹介しました。
○ A先生が青年部長のときの資料から ○ 教具(サイコロ)について ○ 雑誌の連載を執筆した12人の先生について ☆ 問題「大きさの違う3つの正方形」
 参加された全員の先生とお話ししようと思っていましたが,話せたのか…。  話す中で,「昨年の授業の後で○○と言われましたが…」と,ずっと心に引っかかっていた話をされた方がいました。  授業を参観したあと,大学の先生と話をし,事後検討に参加せず次に向かったので,「○○」が言葉足らずでした。  申し訳ないことをしました。    ◇数学の授業。役員会。(『福禄寿』(仕事日記から;サブ))  懇親会の中では,“こと”が思い出しきれませんでしたが,記録に残した「納得しました。」からの言葉です。  やっぱり「○○」でした。  ブログのことも,いろいろな方が話題にしてくださいました。  一つでも「また次も読んでみよう。」と思っていただけることがあるのならば,とても嬉しいことです。  みなさん,愉しい時間をありがとうございました。 【関連】   ◇追悼 冨田勲氏(1932〜2016) TOWER RECORDS ONLINE)