集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

先人に学ぶ(1) 年度初めに

花428。  雨は上がったようですが,また降り出すのではと心配な天気の一日でした。  「明日からゴールデンウィークだ!」と楽しみや予定がたくさんある方,「何をしようか?」と迷っている方,あなたの予定は?  文書や記録の整理をしていて,これまでに「教えていただいたこと」の記録を読み返しました。  最近の自分が「○○は〜と考え…」と話していることも,かつて学んだこと,聞いたことが基になっていると思うことが少なくありません。  というより,すべてがそうかもしれません。  「学ぶは,“まねぶ”であり,”まねる(真似る)”とも同じ語源である」と言われるように,聞いたこと,見たこと,教えててもらったことを,それを「真似して」「試して」「確かめて」自分のものになっていくのだと思っています。  自分の記録にあった「先人の言葉(教え)」も,若い方々の参考になるものがあるかもしれません。  何回かにわけて,ご紹介します。  第1回は,年度初め(4月)の記録(1990年台半ば)から。
(1) わかる授業,楽しい授業をすること。それには,まず「先生が楽しそうにすること」。 (2) どう指導していったら効果があるか,きちっとした意見を出したい。方法・手段のついたものでないと,教育ではない。 (3) 〔授業について〕自分で理想とする授業をきちっとやってみる。それができて,自分のダメなところがはっきりする。 (4) 教師は,学級づくりの演出家である。教師が主役になってはいけない。子どもたちを,どう動かすか。 (5) (中3の学年集会で生徒に)あなたたちを大人だと見ている。だから,「〜しなさい」とは言わない。話を聞いて「自分で考え, 自分で行動するようにして欲しい」 (6) 「午後のカットなし」を聞いて, 「当然じゃん」と言う生徒になるように,きちっと指導をする(説明する)。 (7) 行事は, 学年のレベルに合った内容で,少し高めをねらっていく。終わった時, 「ちょっと賢くなったかな」と思えるように。 (8) 中学生を育てる。「バスケットで勝つための指導」から『生涯, バスケットを楽しみとしていける指導』を。 (9) 〔進路の話の中で〕右手でフォローしたら,左手で, それをとる。 (10) 〔年度初めの職員会にて〕・計画的に,・改革的に,・研究的に (11) 〔現職研修にて〕昨年の実践が,どこに位置付くか。今年は,それをどうしていけばいいか。そこから,どんな実践ができるか。 (12) 〔現職研修にて〕授業。終末での取り組みが弱い。  ・知識が,頭の中で整理されていて,すっと出てくるようにしなくてはいけない。  ・教科部会が強くないといけない。
 それぞれに説明がいるのかもしれませんが,今日はここまで。  「説明を…」と言われる方は,お問い合わせください。  さて,明日からゴールデンウィーク,どうしましょう。 【子供の素朴な疑問】  桃太郎が出た後の桃は,食べたのだろうか?