集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

子どもに伝えること。(防災,地震への備え)

花417。  朝から,しかも強い風が吹き,横殴りの雨でした。  当地では“暴風”とはなりませんでしたが,休日に残念な天気でした。  昼ごろには雨が上がり,天候が回復してきました。  熊本県を中心とする九州の地震が治まりません。  「体に感じる地震が450件以上…」とのニュースがあり,被災された方々の“感覚の乱れ”を心配します。  外に出る用事のない休日はニュースに見聞きする時間が多く,その情報に「不安」だけが増してきます。  「これまでと違う状況で…」  「過去の新潟中越地震長野県北部地震でも同じ様な事が…」  地震予知連会長の平原和朗・京都大教授(地震学)は,
 断層の北東部が動いた今回の地震によって,政府の地震調査研究推進本部が今回よりも規模の大きいマグニチュード(M)7・6程度と予想する中部の断層と,M7・2程度が予想される南西部の断層帯が連動して動く可能性は否定できない。今後の余震の広がりに注意する必要がある。
と話していました。  九州の地震が“続いて”いる状況は,「可能性であった東南海地震」が「次に起こる東南海地震」であることを伝えていると思います。  これは“不安”になっているだけでなく,「確かな備え」をすることを求めているのだと思います。  でも,何を…。  明日(月曜日),学校では子供達に「何を伝える」のでしょうか 「黙とう」から始める…。  「支援」の訴え…。  「防災意識」の高揚…。  「備え」の確認…。  「今,できること」…。  思いつきで話をしたり,行動させたりしても,この“現実”に向かい合えないと思います。  先生方,どんな準備をしていますか。  それを,どのように伝え,発信していただけるでしょうか。  よろしくお願いします。  ネットを見ていると,東日本大震災以降に「復興」「防災」に取り組んできた方々の情報発信が“輝いて”います。  よく言われるように「ネットは真偽混在」です。必要な情報とともに,デマや間違い,中傷も流れます。その中から“必要な情報”,を得ることが,命を支えます。  被災地の方に,その必要な情報が伝わっているか分かりませんが,“次の被災者”となる可能性を考え,情報を得方を整えておくことが必要だと思いました。  いじめなどの温床(?)として良く言われないSNSですが,その一つLINEは,大震災をきっかけに生まれたものです。  LINEは,2011年3月の東日本大震災発生時にはまだこの世に存在しておらず,開発途中でした。その3か月後に誕生しました。  LINEの「既読」表示は,安否を確認する連絡に既読が付くことで「大丈夫です」が伝わる機能です。  「使わない」ということでなく,「使えるようにしておく」ことが必要です。  また,テレビ,ネットの「情報の洪水」は,さまざまな影響があります。  「情報を切断する」ことも必要です。  東日本大震災のとき,津波が押し寄せる映像,津波に流される映像を繰り返し“見させられた”ことで,PTSDになったり,パニック障害になったりした方がみえました。  地震が心配だったり,ボランティアをしたいという方もいるでしょうが,「あれっ」と感じたらテレビやネットから離れましょう。 【関連】   ◇NAVER まとめ - 熊本地震に関するまとめ一覧NAVER まとめ)   ◇地震発生時の行動(発災時)(東京都防災ホームページ)   ◇【#防災の日】 緊急時に役立つLINEの使い方 3選(LINE公式ブログ)   ◇災害時に必要な子どものケア ベテラン保育士に聞いたBuzzFeed