集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

2 「位置と地勢」より (作手村誌)

大根0202。 天気のよい一日でした。  明日は「節分」。あなたは、どんなことをしますか。  『作手村』(1960・昭和35年発行)の本編は、「第一編 郷土と自然」から始まります。  最初に「位置と地勢」が述べられており、そこに河川一覧表が掲載されています。図が小さく分かりにくいかもしれませんが、一覧の延長は「m」を単位としており、準用河川は「」で表記しています。この頃(1960年)は、いずれも使われていたのかもしれません。 ********     第一編 郷土と自然   第一章 位置と地勢  愛知県南設楽郡作手村三河山岳地帯の南端 豊橋市から北東約四〇粁にあり、東西二二粁 南北一八、五粁 総面積一一七、二三平方粁の位置を占め、その地勢は標高平均五〇〇米級の山と中部平原とからなる隆起準平原で、中央部の作手高原をとりまく山系は木曾山脈の分派、北は愛知県北設楽郡段戸山に起りその骨脈は南進して本村南端の本宮山(七八九、二米)に至っている。更に本宮山から北東に連なる雁峯連峰(主峰六六五、六米)は花こう岩の風化による老年期の山系であり、本村東南端の御嶽山(六六二、五米)に達する。この連峰により豊川沿岸の低地と区劃されている。  東端には各所に侵蝕谷が発達し寒狭川を隔てて鳳来寺山に接している、雁峯連峰の北側には釜蓋峠(六六五米)を中心とする骨脈が平行に走り本村中東部の彦坊山(六〇八米)に至り中部平原と南部けい谷との境界線を作っている。  中央部一帯並に北部の一部は広大な平原が発達しその間に所々低い台地が延び幼年期の典型的な様相を呈している。 (略)
河川一覧0202。 ※ 画像をクリックすると拡大します 地勢図0202。 ※ 画像をクリックすると拡大します 地勢0202。 ※ 画像をクリックすると拡大します
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