集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

1-1 教育とは何か (教育の再生)

水仙1205。 もう少し良い天候かと期待していましたが、曇り空の一日でした。  道沿いの南向き法面にスイセンの花が咲いていました。  この場所では“例年通り”かもしれませんが、スイセンの花はもう少し遅いような気がします。  みなさんの近くでは、もう咲いていますか。  平成21年に発行された冊子『教育の再生(要約)』は、愛知県の教育に所縁のある宮田力松氏の図書の要約本です。  宮田氏が指導されていた頃とは状況が変わっていますが、今も変わらぬこと、考えたいことが述べられています。若い先生や教職を目指す若者に、これからの教育を創っていく参考にしていただきたいと思います。  この冊子から紹介します。 ********     1 教育とは何か  日本の現状、教育の現状は最大の危機に瀕している。日本人の美しい心がある限り、日本は滅亡することはない。     「日本人の美しい心五つ」 o 正直、勤勉、謙虚、礼儀正しい挨拶、思いやり。 読書1205。     「教育の本質」 ○ 教育とは、子どもの生きることを助ける仕事である。子供が学校を卒業し、一人で生きられるように、その土台になることを手助けして築くことである。     「新しい学力観」 ○ 生きるため自ら学ぶ意欲の育成を図る。 ○ 教師は教える指導者でなく、子供の学習の指導者であることを認識し、子供に主体的な学習を促す。 ○ 子供一人ひとりが自ら進んで判断し、自信をもって表現したり行動したりできる、豊かな創造的な能力を身につける。 ********  注)これまでの記事は〈タグ「教育の再生」〉で  注2)掲載しているイラストは、学年通信(1993・1994年度)用に教員が描いたもので、冊子との関連はありません。