集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『そうなんだ!しごとのお話』(長田徹・監修)

花1204。 冬を感じる一日でした。  児童書コーナーで目にした『そうなんだ!しごとのお話(よみとく10分)』(学研プラス・刊)です。  小学生向けの“キャリア教育”図書の一冊です。  表紙の帯部分に「しごとのぎもんに答える42話」、“将来のゆめは どうやって見つけるの?”、“これからの働き方は どう変わるの?”と書かれています。  表紙を開くと折込(3ページ分)で「おしごとマップ」があり、「モノやコトをつくる仕事」と「人やサービスにかかわる仕事」が、それぞれ23の仕事が“専門を活かす・人とかかわる”と“体を動かす・じっくり考える”のマトリクスで表されています。  子供が本書を読む前の参考になるか分かりませんが、読む前そして読んだ後に見ると、その印象・理解が変わりそうです。
 読んで“とく”する、どんどん読み“解く” 「よみとく10分」シリーズに、しごとのお話登場!  「将来のゆめはどうやって見つけるの?」  「在宅勤務って、何?」  しごとのぎもんに答えるお話を、たっぷり42話収録。思わず「そうなんだ!」といいたくなる発見がいっぱいのシリーズです。  すらすらと気軽に読めて、朝の読書にも最適。大人気の「なぜ?どうして?」シリーズの姉妹編。
 おしごとマップの四隅(端)にあるのは、バレリーナ、リンゴ農家、ゲームプロデューサー、バイオ研究者、パイロット、ヨガインストラクター、営業(食品メーカー)、医師でした。これまで、大人が思う“子供が考える仕事”では出てこない仕事があるように思いますが、いかがでしょう。  “これから”の仕事・働き方を知り、見出すことができそうです。  「仕事のしくみ」では、インターンシップや在宅勤務のこと、「会社のお話」には、株のこと、「未来の仕事」では、AIの仕事や最近生まれた新しい仕事のことなど、“”を示しています。  「仕事のしくみ」では、インターンシップや在宅勤務のこと、  以前読んだ『しごとのふしぎ なぜ? どうして?』(藤田晃之・監修)(2021/11/04)もそうでしたが、これまでの「仕事は○○…」という意識と知識では、子供のキャリアに足らないでしょう。  本書を読んだ小学生が、保護者の方に仕事や働くことを話題にしていけるといいなあと思います。  みなさん、いかがですか。
  もくじ そうなんだ! あこがれの仕事   やりたい仕事が見つからなかったあなたへ そうなんだ! 働き方のお話   伝記 スティーブ・ジョブズ そうなんだ! 仕事のしくみ   あの会社をつくったのは、どんな人? そうなんだ! 会社のお話 そうなんだ! 未来の仕事   自分の記録をふりかえってみよう! おうちの方へ
【関連】   Amazon.co.jp : よみとく10分シリーズ   ◇かりや (@KRY_aia)Twitter