2-6 板書・ノート (新しく先生となるみなさんへ)
天気のよい暑い一日でした。
昨年度の“日本人の平均寿命”がニュースにありました。 ◇ノート
(1) ノートの規格は,学年・教科に適したものを
(2) ノートを取る時間と,その内容を考えて
(3) 学年が進むに従い,考えながらノートを取る習慣を
(4) 正しく,ていねいな文字で
(5) 文字の大きさ,濃さに注意を
(6) ノート使用の工夫と点検指導を
(7) 書写の姿勢を正しく
(8) 鉛筆の持ち方を正しく
去年の日本人の平均寿命が男女ともに10年ぶりに前の年を下回りました。 厚生労働省によりますと、去年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性は87.57歳でした。男女ともに東日本大震災があった2011年以来、10年ぶりに前の年を下回りました。減少は話題になる“ネタ”でしょうが、女性の0.14歳、男性の0.09歳はニュースの切り口になる数値なのでしょうか。 この切り口が、昨日の全国学力・学習状況調査の結果公表の取り扱いにもありました。「全国平均より…」と上下を問題にする結果だったのか…。 マスコミが“静か”になったら、適正で冷静な判断ができる事柄が増えていくように思っています。 ニュースや情報番組の“フィルター”に惑わされないようにしたいと思います。 平成の頃、新任教員に「学校のこと」「教職のこと」を紹介する冊子『新しく先生となるみなさんへ』が配付されていました。 当時とは教育を取り巻く状況が変わっていますが、若い先生や教職を目指す若者に参考となる部分もあると思います。 その冊子(平成19年度)から順に紹介していきます。 ******** 教員の一日 6 板書・ノート ◇板書 (1) 綿密な板書計画を (2) 文字をはっきり,ていねいに (3) 誤宇,脱字,筆順,かなづかいに注意を (4) 色チョークの使用は意図的に (5) ノート指導,発問との関連を考えて (6) 1時間の授業のねらいや流れ,思考の深まりの分かる板書を (7) 子供の書写力を把握して (8) 黒板の視角,遮へい物等を考えて
〔設問?〕(1) 担任学級の子供は,1分間に何字ぐらいノートに書き取ることができますか。 (2) 思考が深まる板書とは,どのような板書だと思いますか。******** 注)これまでの記事は〈タグ「新しい先生」〉で 注2)掲載しているイラストは、学年通信(1993・1994年度)用に教員が描いたもので、冊子との関連はありません。