申告…。 詩『七日間』
気温は上がりませんが，天気の良い過ごしやすい一日でした。
凍ってしまいそうな洗濯物も，日の力が気持ちよく乾かせてくれたようです。
出かける用事がなく時間があり，やっと申告の処理をしました。
申告額は…。
納税額は…。
還付額は…。
最終確認をするため，最後のクリックの前で終了。明日には…。
100円ショップDAISO（ダイソー）に，「もしもノート」という5種類のエンディングノートに似た人気シリーズがあるそうです。
その話題を聞きながら（耳にして），ふと思い出した詩です。
数年前（2018年頃?），SNSで話題になった宮本容子さん（享年70歳）が生前に遺した一遍の詩です。
その死を，容子さんの没後，夫の宮本英司さんが新聞に投書し，話題になった詩です。
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『七日間』 by 宮本容子
神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください
一日目には台所に立って 料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌
カレーもシチューも冷凍しておくわ
二日目には趣味の手作り 作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ 心残りがないほどいっぱい作る
三日目にはお片付け 私の好きな古布（こふ）や紅絹（もみ）
どれも思いが詰まったものだけど どなたか貰ってくださいね
四日目には愛犬連れて あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな 思い出の公園手つなぎ歩く
五日目には子供や孫の 一年分の誕生会
ケーキもちゃんと１１コ買ってプレゼントも用意しておくわ
六日目には友達集まって 憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか そしてカラオケで十八番を歌うの
七日目にはあなたと二人きり 静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のＣＤかけて ふたりの長いお話しましょう
?
神様お願い七日間が終わったら
私はあなたに手を取られ乍ら（ながら）
静かに静かに時の来るのを待つわ
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あなたなら…。
亡くなる前とはいわずも，あなたは“来週一週間”を，どのように過ごしますか。
