『捨てる時間術』(若林アキラ・著)
小雨の降る一日でした。
“自由な時間”のたくさんある暮らしをしているはずが,「何をしてたっけ?」と時間が過ぎていたり,夕方になって「○○ができなかった」を繰り返してしまっているようです。
それを気にしてないのだが,『最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術』(日本実業出版社・刊)を思わず手にしていました。
出版社サイトに,
仕事、お金、人間関係、片つ?け、育児──ムタ?を手放せば、自由な時間か?手に入る! 「残業代で生活しない」 「SNSを見ない」「エナジーバンパイアとつきあわない」「疲れ比べをしない」など時間のミニマル化を実践する70のコツを紹介。とあり,「必要な最小(ミニマム)の時間で…」という話だと思いました。 でもちょっと違うようです。「ミニマル化…」… ミニマムもミニマルも“最小限”という意味は同じですが,「ミニマル(minimal)」は,量だけでなく“質”を表すようで,相対的なものです。 「ミニマリスト(minimalist)」という言葉があり,不要な持ち物を積極的に減らして,本当に自分が必要とする最低限のものだけで暮らす人のことを指すのだそうです。 著者は,今の暮らしから“無駄なコト”を削ぎ落とすことで,ミニマム化でき,“自分にとって自由な時間”を得られ,それが“人生を豊かにする”といいます。 その70のコツは…。 あなたの人生を豊かにするコトが,本書から見つかるかもしれません。 読んで実践してみませんか。
もくじ はじめに Part 1 「時間のムダ」を捨てれば人生が変わる 01 「先延ばし」をやめる 06 目覚ましと格闘しない 09 「効率よく生きる」をやめる ほか Part 2 「なんとなく残業」は時間のムダ 11 「仕事の切り替え」を増やさない 13 「常識や慣習」を鵜呑みにしない 18 午後は頭を使わない ほか Part 3 「イヤな人間関係」は時間のムダ 21 「SNSを見る」のをやめる 24 「惰性で付き合う」のをやめる 29 人のイヤなところばかり見ない ほか Part 4 「お金のムダづかい」は時間のムダ 30 「とりあえず貯金」はやめる 35 「固定費を放置」しない 40 「消費者だけ」にならない ほか Part 5 お金と時間のムダをなくす「片づけ」 42 「ムダな衝動買い」をやめる 47 「片づけなければ」をやめる 51 写真を撮ってから捨てる ほか Part 6 「夫婦のすれ違い」は時間のムダ 54 「意地」を張らない 57 「ありがとう」のチャンスを逃さない 59 「完璧主義」をやめる ほか Part 7 「親のための育児」は時間のムダ 62 子どもの「なんで」をつぶさない 65 子どもに言い訳しない 68 「親としての青春時代」をムダにしない ほか おわりに【関連】 ◇若杉アキラ|Akira Wakasugi (@akirawakasugi)(Twitter) ◇若杉アキラ|Akira Wakasugi(@akira_wk)(Instagram)