集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

打合せ。 『2020年6月30日にまたここで会おう』(瀧本哲史・著)

花0630。 朝,雨雲に覆われた空でした。ところによって強い雨が降っていたようですが,当地は降っていませんでした。  昼が近くなって激しく雨が降ったり,小降りになったり,断続的に雨が降り続けました。  屋外の予定は,中止や延期になってしまいました。梅雨の時期はしかたないことですが,残念。  午後,9月の「新城合宿授業研究会」の打合せに同席しました。 新城合宿は,愛知教育大学教職大学院(数学コース)の院生が授業研究を行い,検討会で学びます。  昨年度は,新型コロナ禍で中止されましたが,今年度は作手中学校作手小学校を会場に実施の予定です。  よい学びの機会になるよう,打合せを行いました。  よろしくお願いします。  昨年,2019年8月10日に47歳の若さで亡くなられた瀧本氏の本が話題になっており,『僕は君たちに武器を配りたい』講談社・刊)を読みました。  昨年話題になり,記事でも紹介した『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 (星海社新書)です。講演の最後に「再結集」を呼びかけた一年後での紹介です。  この本は,2012年6月30日行われた瀧本氏の講義をまとめたものです。“伝説の東大講義”と呼ばれる2時間がライブ感をもって読み進められます。  10代,20代の若者が参加した講演であり,ぜひ"若者に読んで欲しい”内容です。  瀧本氏の言葉に考えさせられ立ち止まるかもしれませんが,途中の休憩まで一気に読むと,残りを続けたくなるでしょう。  すべてが肯定できる言葉でないかもしれませんが,それを受け入れ,考えることが大切です。  瀧本氏が,若者に向けて飛ばす「」に,あなたは何を学び,どう行動し,どのように生きていくのか。  未来のある若者,気持ちの若者,みなさんにお薦めです。  檄の終わりにある『第○檄で手に入れた「武器」』より
○ 奴隷でも,猿でもなく,「人間」になろう。 ○ 本を読んで終わり,人の話を聞いて終わりでなく,行動せよ! ○ 「正解」なんでものはない。 ○ 自分の人生は,自分で考えて,自分で決める。 ○ そのための「思考の枠組み」として,リベラルアーツがある。 ○ 自部自身の拠りどころとするために,学べ! ○ まずは「言葉マニア」になろう。 ○ パラダイムシフトとは,「世代交代」である。 ○ 君と君たちが正しい選択を続ければ,いつか必ず世界は変わる! ○ 自分の仮説を,試せ! ○ 見込みのある人を,支援せよ! ○ 仲間を,探せ! ○ 目的のために,つながれ!
   目次 第一檄 人のふりした猿にはなるな 第二檄 最重要の学問は「言葉」である 第三檄 世界を変える「学派」をつくれ 第四檄 交渉は「情報戦」 第五檄 人生は「3勝97敗」のゲームだ 第六檄 よき航海をゆけ あとがきにかえて 瀧本哲史全著作
【関連】   ◇瀧本哲史bot (@ttakimoto)Twitter