「後期」に向けて…。(もしも校長だったら)
予報は“朝から雨”でしたが,午前中は降らずにすみ,午後になって“強い雨”が降りました。
重量のある荷物を運ぶ業者の方々の「声をかける」「声に応える」「息を合わす」姿を間近に見ました。
当たり前のことなのでしょうが,そこに“プロの仕事”を見ました。どのような仕事にも,この“姿勢”が大切で,それが自然にできる職場・組織が“強い”のだろうと思いました。
素敵な業者さんでした。ありがとうございました。
間もなく10月を迎えます。学校では,秋の衣替え(10/1)から「後期」として,活動や意識の節目をつけることがあります。
この時期に,係や委員が交代したりします。(交代の意味は…。)
4月5月と休校だった2020年度は,前・後期の“節目”をいつに設けるでしょう。
本年度を10か月で計画していれば,10月半ばあるいは10月末頃とするのでしょうか。いずれにしろ,ここから2週間ぐらいが「前期の振り返り(検証)」と「修正(改善)」に取り組む時期となります。
【参考;これまでの「もしも校長だったら」(集団「Emication」)】
◇子供の学びを…。(もしも校長だったら)(2020/09/13)
◇今だからこそ…。(もしも校長だったら)(2020/09/04)
◇次に向かって考えるのは…。(もしも校長だったら)(2020/08/29)
◇情報への対処・手順は…。(もしも校長だったら)(2020/08/11)
◇「育む」のは子供だけじゃない。(もしも校長だったら)(2020/08/03)
◇斎藤喜博氏の「言葉」から。(もしも校長だったら)(2020/07/29)
◇連休,夏休み…。「今が旬」。(もしも校長だったら)(2020/07/15)
◇先生が「学ぶ」こと。(もしも校長だったら)(2020/07/14)
◇修学旅行をどうする。(もしも校長だったら)(2020/07/05)
◇夏休みまでに。(もしも校長だったら)(2020/06/26)
◇学期末・夏休みに向けて。(もしも校長だったら)(2020/06/19)
◇再開2週目の学校で…(もしも校長だったら)(2020/06/12)
◇「再開した学校は?」(もしも校長だったら)(2020/06/03)
◇オンライン学習 3(もしも校長だったら)(2020/05/24)
◇オンライン学習 2(もしも校長だったら)(2020/05/21)
◇オンライン学習 1(もしも校長だったら)(2020/05/20)
◇学校再開に向けて 3「学習・活動 2」(もしも校長だったら)(2020/05/19)
◇学校再開に向けて 2「学習・活動」(もしも校長だったら)(2020/05/17)
◇学校再開に向けて(もしも校長だったら)(2020/05/15)
a) 何を検証するか b) 誰が検証するか c) どう工夫(改善)するかこのなかで「良い」ことを加える(始める)前に,「良い」けど止めることを必ず行います。
○ 子供に「意欲」と「発見(喜び)」があるか ○ 教職員にとって「継続」できることで「働き方」の負担が少ないか ○ 設備・施設の「使いやすさ」が増し「UD」が進むかなどを視点に取り組みます。 1.何を検証するか ア)安全と安心
○ コロナ対策に偏っていないか ○ 安全点検(定期)は適切か。内容は十分か ○ 「心」と「カラダ」の対応は適切かイ)子供の学びと心と体力
○ 成長を実感できているか ○ 成長の“ものさし”は適切か ○ “ものさし”のつかい方(評価)を身につけているかウ)職員の働き方
○ 勤務(日課)に無理はないか ○ 指導力の“ものさし”は適切か ○ 成長の実感と充実感を持てているか2.誰が検証するか ア)子供が
○ 自分を見つめる。その方法は… ○ 学習記録(ノート)で… ○ 面談して…イ)教職員が
○ 自分のことを… ○ 他者について… ○ 面談(2者,グループ)で…ウ)組織(運営協議会,評議員会)で (略) 3.どう工夫(改善)するか ア)「負担」と感じることを軽減する
・朝の活動を午後にしたら… ・教師の「許可」を不要にしたら… ・システム(ICT利用)に委ねたら… ○ それで負担は減るか ○ 継続できるか ○ SDGsに見合うかイ)学習(授業)で成長できるように
○ 対面の「良さ」が生かされているか ○ ハイブリッド(対面とオンライン)のメリハリが検討されているか ○ 「主体的,対話的で深い学び」に迫っているかウ)「楽」をする
○ 他校,他地区の先進事例に学んでいるか ──良いこと,できることに,“置き換える” ※「取り入れる」では,増えていくだけ (略)「今年は○○を…」と目標や計画を立てますが,その見直しは“小刻み”でなければ成長や進歩が期待できません。さらに,新型コロナ禍においては“大胆”に変えていくことが求められています。それを“適時”に。 管理職,リーダーのみなさん,しっかりした判断で決定し,“子供達の成長”を図ってください。期待しています。 長くなってしまいました。補足や続きは,別の機会に…。 【激論甲子園:緊急シンポ】 9月13日(日)に『激論甲子園:緊急シンポ 獣医学と医学との共闘でコロナに対峙する』(主催:京都大学レジリエンス実践ユニット)が開催されました。 出席者の一人,藤井聡氏が「週刊クライテリオン 藤井聡あるがまま・ラジオ」で報告をしているのを聞きました。→スタジオ動画で聞くならこちら
○ 誤情報が氾濫しインフォデミックを引き起こしている。 ○ 冬に向けて来たる第3波の人的・経済的被害をミニマムにするために,コロナウイルス騒動の問題点を明確にし,専門家による正しい情報を知ることが重要。 ○ 基本として,『目鼻口に触らない』,『換気をする』,『マスクをする』の3点を徹底することで感染は防御できる。 ○ 過敏になり過ぎず,怖がらずに生活することが大切。シンポジウムは,宮沢孝幸氏(京都大学再生医科学研究所),藤井聡氏(京都大学),水谷哲也氏(東京農工大学),川端祐一郎氏(京都大学)が会場で,西村修一氏(仙台医療センター),中川草氏(東海大学)がリモートで,コロナウイルス,呼吸器ウイルス,ゲノムの研究者が討論を繰り広げました。 マスコミによる“インフォデミック”は,これまでもありました。それが新型コロナウイルス感染症で,混乱と不安を大きく起こしていると思います。 何が“正しい情報”なのか素人には判断が難しいですが,多面で多様な情報を得て,過敏になり過ぎずない生活をすることが肝心だと思います。 *シンポジウム第2部の座談会は,YouTubeで公開されています。