連休,夏休み…。「今が旬」。(もしも校長だったら)
「ところにより大雨が…」と予報が伝えていましたが,曇りの日で,日差しを感じたり青空が見られたりする一日でした。
明日は“暑い日”になるようです。体がついていけるかな…。
「夏休みまで1週間…。」
これまで,この時期に話し聞く言葉でしたが,今年は,まだ“半月”あり,来週末は“連休”があります。
「あれっ,延びたのか延びてないのか…。」
子供達は,長い休校があり,再開から1か月少しで連休,夏休みとなりますが,「学級」や「友達」が“意識”できているでしょうか。
若い頃に学んだ長岡文雄氏は,著書のなかで
一年生は,五月を迎えることになると,学校にも学級にもなれてくる。友だちの名まえをおぼえ,教師の気心もだんだんわかって,学級としてのまとまりができかける。 このときにあたって,五月の連休がやってくるというのは,教師にとって頭のいたいことである。せっかくまとまりを見せ軌道に乗りかけていた学級の集団化が頓挫してしまうからである。 (略) 「○○…」というように,子どもたちに呼びかけて,自分の見つけたり,行動したりすることが,友だちにつながってとらえられていくように導きたいものである。 (略) 「○○…」などというように話し合われたりしていけば,生活の学習を通して,子どもたちは集団として,好ましい成長を遂げていく。と,集団化やつながりを大切にしていることを述べていました。長岡氏の教育や指導に学び,それを真似(実践)し,大いに影響を受けました。 今年の夏休みに向けて,先生(学校)は,どのように“呼びかけ”,子供達が,どんな“話し合う(対話)”でしょうか。それは「何を目指し」,「どんな行動(成長)」を目標にしているでしょう。 楽しい夏休みになりますように! この言葉を聞いたことがありますか。
私の人生 現品限り いつまでたっても 今が旬総合的な学習が終わった後,中学3年の女子が書いた作文の一節です。 この時の“学び”が素敵でした。 この子が,今の中学生活を過ごしていたら,どんな言葉(表現)をするでしょう。同じ言葉を使うでしょうか。 1学期のまとめで,子供達は,どんな言葉・文章を綴っているのでしょう。 【おまけ;言葉】 ○ 感激は,がんばって生きている人に, 感動は,心豊かに生きている人に, 神様がくれたごほうびです。 ○ 子供は自分で育つ植物なんですね。あとは私たち教師が肥料と光を与えてやればいいんですよね。 ○ 過去にどんな実績を残していても,どんなに素晴らしい業績があったとしても,目の前の子供にとっては,何の関係もない。今現在学んでいる者が,有能であり,教える資格がある。 ○ 子供は過去を少ししかもたない代わりに,未来をたくさん持っている。今,たくさんの豊かな体験をさせることが,将来子供の心に故郷をつくる。