集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

夏休みまでに。(もしも校長だったら)

花と蛙0626。 九州,西日本で激しい雨が降り,それが東海から関東へと移動して“激しい雨”と予報されていましたが,日中は晴れの暑い日でした。  朝日をあびて楽しむ(?)アマガエルが,「奇跡のひまわりはるかのひまわり)」の葉の上で気持ちよさそうにしていました。  夕方,急に,大きな雷鳴が響き,激しい雨が降り出しました。15分ほどで通過していきました。屋外で作業をされていた方は大丈夫だったでしょうか。  それでも,午前中からの雨を覚悟していましたので,得した気分の一日でした。  学校再開から4週間が過ぎ,開始を遅らせた夏休みまで1か月となりました。  この後の話には,事前に教職員,地域,教育委員会等と調整・確認を済ませておく内容があります。それは,学校再開の見通しがたった5月半ばから調整を進め,準備しておきます。  ここで企画するのは「校長談話室の開設」です。保護者向けの内容で,オンラインで開設し,希望者が参加します。  開設は「7月第2週の夜あるいは週末」に1時間ほどで予定します。  その内容は,再開1か月の検証(振り返り)から,
○ 学校生活のようす ○ 再開時に示した「今後の予定」の変更・修正,追加 ○ 今年の「夏休み」の子供と学校 ○ 夏休み明け・2学期の学校生活 …
について,校長メッセージ(提言)と質疑です。  その準備として,保護者の声を集めます。  保護者が考える
○ こんな「夏休み」にしたい ○ 夏休みに,子供にさせたいこと ○ 夏休みに,学校にしてほしいこと ○ 夏休みに,地域(自治会,子供会,地域学校協働本部…)で行いたいこと ○ 夏休み明け,学校にしてほしいこと …
など,思いや活動・行動を聞きたいと思います。  合わせて,新型コロナ禍により「保護者の“今年の夏”の状況」の変わってことを把握します。
○ 勤務時間は変わっているのか ○ 休みはいつか(土,日?) ○ 夏季休暇(盆休み?)はあるのか ○ 在宅勤務の状況は…
 子供のなかには,学校の夏休みが短縮され,保護者と一緒に過ごす時間が制約されていることもあります。そうした子供が多いようなら“子供の居場所”を設ける働きかけが必要となります。  すでに学校再開後に保護者へアンケートを行っているので,安易にアンケートで行いたくはありませんが,状況(学校規模等)によっては仕方ないでしょう。  保護者が負担と感じず,率直な意見や考えを集めたいと思います。  そのためには…。  二つ目は,「教職員の減数勤務」です。  7月を“8割で運営”するつもりで,積極的に「計画的な休み」を取るようにします。
 7月○日は休んでください。出勤するなら申請してください。
 学校再開以降,新型コロナウイルス感染予防に消毒作業などが加わりましたが,ほぼ全職員で取り組めていたと思います。今後も長く続くでしょう。  いつも“全職員が揃っているのではない”のは,非常事態・緊急事態の発生時と同じです。  一部の教職員で“同じことができる”ようでなければ,継続できません。  そこで,幸いにも“落ち着いている今”だから,新しい「挑戦」や「試行」ができます。そして,教職員の働き方改革への取り組みとして…。  三つ目は,「7月の授業録画」です。  子供が“復習に利用できる”もの,親子で“マネできる(学べる)”もの,(休校中の)“家庭学習にあったらよかった”ものを記録します。例えば,
○ 図書室のつかい方 ○ 本の選び方(読書のすすめ) ○ 読書感想文の書き方 ○ ポスターの描き方 ○ アサガオの育て方,観察の仕方 ○ 野菜の育て方 …
など,休校中の家庭学習で「こんなのがあったらよかった」の声を生かし,タイトルに「○○の仕方・方法」と付けられる内容です。  授業をまるごと記録し,そこから「10分の動画」に編集します。その編集には,技術をもつ地域の方に依頼します。  夏休みまで1か月,“新たな日常”の試行と挑戦です。  いかがでしょう。 【関連】   ◇公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律文部科学省)   ◇公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法電子政府の総合窓口e-Gov)