「再開した学校は?」(もしも校長だったら)
晴れた日で,気温が上がり暑い日になりました。
午後,岡崎市の小学校で打合せがありました。初めて入る校舎は,子供達の“学びの工夫”が随所に見られました。
廊下を通っていくと,どの教室も窓が外され,しっかり換気をしているよでした。
打合せを終えて帰るとき,若い先生からようすをうかがいました。
「授業は,マスクとフェイスシールドを付けて,そうすると…。」
「○○の消毒は,毎日2回行って…。時間は…。」 …
“子供の安全のため”と意欲的なようすに,「教師って素晴らしい」と感心するとともに,「疲れないで」と願うばかりです。
話し終えた先生は,消毒場所へ向かっていきました。その時刻は…。
再開された学校に,元気な子供達の声が響いています。
感染防止,安全への対応を行って迎えた学校再開,予想したように進んでいることでしょう。
“もしも校長だったら”,今週末に「小刻み評価(学校評価)」を行います。
Bushido - Short Film from Said Ibrahim on Vimeo.
再開した学校は“安心”できるか… 準備したこと,継続したこと,変更したこと 新しく始めたことは良いか… 止めて良いこと,行って欲しいこと……これらをコンパクトに子供や保護者,地域に尋ねます。小刻み評価は,ICT利用で配付や回収・集計の負担は少なくすみます。これまでも実施している学校では,簡単なことです。利用してきていない学校は…。 この回答から改善することを明らかにし,次週からの活動に活かします。 それにより…。 二つ目は,「ボランティアによる協力依頼」です。 感染防止の点からは,ボランティアの方も受け入れる学校も“リスク”があり,「落ち着くまでは止めておこう」という判断だと思います。 “学校で行うことと”が増えて再開された学校に,“マンパワー”が必要です。 しかし,これまでの依頼では協力は得られないでしょう。○○の工夫で,「Aしてよかった」「Bできるようになった」などの“組合せ”で,新しいボランティアへ動き出していただけることを期待します。 三つ目は,学校再開後の「予定の通知」です。 中止したもの,延期したもの,未定のもの… 現状で,保護者が勤務を休んで来校していただく参観日や保護者会などはないでしょうが,早めにお知らしたいと思います。“コロナショック”が波及する経済・社会の状況で,「これまでのようには休めない」という職場も増えていることでしょう。それを踏まえた計画と通知が必要だと思います。 いかがでしょう。 【おまけ】 7年前に公開された作品で“古さ”を感じるかもしれませんが,武士道にあこがれる外国人が作ったショートフィルムです。 武士道は,日本の封建社会における武士階級の倫理及び価値基準の根本をなす体系化された思想を意味します。道徳大系としての武士道とは,「君に忠,親に孝,自らを節すること厳しく,下位の者に仁慈を以てし,敵には憐みをかけ,私欲を忌み,公正を尊び,富貴よりも名誉を以て貴しとなす」という儒教思想が底流に流れていると言われています。 そうした「武士道」に興味を持った学生の卒業制作映像です。