集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

子供の学び。分散登校(学校再開)。

像0513。 天気の良い一日でした。  午後になって,強い風が吹き,いろいろな物が吹き飛ばされそうでした。  新型コロナウイルスによる休校が延長・継続している中,文部科学省が「今年度中にできなかった教育課程を,次の学年に持ち越し,数年かけて学習を取り戻す…」との通知が出されるとのニュースがありました。  また,愛知県は「県立高校などの休校期間を1週間短縮して今月25日から学校を再開する」ことを発表し,「県内の市町村にも同じ日程で小中学校を再開するよう要請した」そうです。  「5月末まで休校」としていた市町村も短縮となっていくことでしょう。  今週に入って,多くの学校・市町村で分散登校が始まりました。  学校・職員が“感染予防”を十分にして,子供達を迎えていることが,学校ホームページなどに紹介されていました。  先生,職員のみなさん,ありがとうございます。  当市の教育委員会は,「学校再開までの学習取組」で,
家庭生活・・・オンライン学習  学校と家庭がオンラインで双方向につなげる「コラボノート」を導入していきます。ぜひ活用してください。ネットが使えない環境の児童生徒には、学校のパソコン教室を開放します。 ○学校生活・・・10人以下の分散少人数学級による学習支援日での学習  5月21日以降、円滑な学校再開に向けて、保護者の承認のもと、感染防止策を講じた上で、「学習支援日」を設定します。  保護者承認のもと、感染防止策を講じて、学習支援日を設けます。各学校の計画に基づいて、通学の安全を第一に、通学団別、地区別、学年分割別、学級分割別、午前・午後分割別など、分散少人数学級にして実施します。参加できない児童生徒には、学習計画や資料が手元に届くようにします。
としています。各学校の状況に合わせて分散登校(学習支援日)が始まったようです。    ◇新城市立学校の「最新記事」一覧  “学校再開”に向けての“分散登校”です。  地域や学校によって状況・環境が異なりますので,一律のものはないでしょうが,どのように「目的・目標」をもって開始されたでしょうか。  各学校から保護者に伝えられているとは思いますが,自治体・教育委員会や学校のホームページに載るのは少しでした。  教育委員会としての“目的”を明示しているところがありました。
○ 分散登校園の目的  学校園の本格的な再開に向けた準備期間とし,期間中の生活・学習を通て,子どもをよく「みる」ことを主たる目的とします。そのため,休校園による学習等遅れを取り戻すためだけではなく,子どもの健康の保持増進,学習への意欲喚起・持続,仲間づくり,家庭での学習の課題等の方向付け,心身ケアを大切に します。
 この文書には,ガイドラインに拘らず“地域の教育のあり方”についての姿勢,取り組みが明確に述べられていました。  また,学校・職員の“構え”を記事にした学校がありました。
○子供を100パーセント受けいれる心のゆとり(トレーニングが必要です) ○命をあずかいう覚悟(普通に登校してくることをあたり前に思っていたことから,生かされたいきていることの気付き) ○言葉を慈しんでつかうこと(言葉を選んで話すという思考力)
 別の学校では,
 分散登校が始まりました。  授業を進めるのではなく,家庭での自学ができるように,「学び方」を学ぶ時間となります。学ぶことの喜び,友達や教師と関わることの楽しさを感じてほしいです。
と,長い家庭学習・時間で“自ら学べる”ことを第一にすることを伝えていました。  分散登校,そして学校再開となっても,“以前の学校に戻る”のではないでしょう。  再び「休校」となることも予想し,「オンライン授業」をはじめネットワークを利用した学習も併用した教育環境が欠かせなくなります。  学校,先生方のご苦労はたいへんでしょう。  そこで,これまで以上に“地域の力”を上手く活用することが肝心だと思います。  “感染予防”が気になるでしょうが,それも学校だけのことではありません。家庭でも,地域でも,施設でも,職場でも…同じです。学校より“しっかりした取り組み”をされている方々が,地域にはみえます。  それを前提に,地域の“教育力”と“マンパワー”を迎えることで,教職員が本務に余裕をもって取り組めることになります。  子供が安心して楽しく学校生活を過ごせるよう,みなさんの知恵と力を生かしましょう。  先生,いかがですか。