緊急事態宣言を避けるには…。

　晴れてくるかと思いましたが，朝は濃い霧に包まれました。強くはないが雨の降り続く寒い一日でした。 　新型コロナウイルス感染が伝えられていたタレントの志村けんさんの訃報が伝えられました。 　新型コロナウイルス感染への予防や活動の自粛について，多くの方に“強く訴えるもの”のあるニュースだと思います。 　ご冥福をお祈りします。 　菅官房長官が記者会見で「緊急事態宣言の発出に関し“ギリギリの状態”との認識」と語ったそうです。それは避けなければないりません。 　一人一人が，より一層の予防と行動の見直しをし，感染の拡大を防ぎましょう。 　フリーアナウンサーの有働由美子さんが，Instagramで「なぜ自粛しないといけないのか？」と，志村さんの死を受けて，

偉大な人、気さくで、シャイで、日本中を笑わせてきた方。 その命を奪ったのは、わたしかもしれない。 感染とはそういうものです。 どうかどうか、他人事ではなく、大切な命を自分が守るんだ、“自粛させられている”ではなく、“すすんで自粛”する。 （自粛には大きな意味があります。一助になればと作りました）有働由美子

と載せていました。ぜひご覧ください。そして，明日を考えましょう。

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有働由美子(@udoyumiko)がシェアした投稿 - 2020年 3月月29日午後9時03分PDT

　今日，「4月からの予定を遅らせる」と連絡がありました。相談はしませんでしたが，内容（方法）を変更したパターンも用意しておこうと思っています。 　また，今月初めに実施したBCP訓練の記事がありました。

　会議室において○○事業継続計画（BCP）図上訓練を実施し，部課長をはじめとする○○人の職員が参加しました。毎年，災害発生等の緊急時にも重要な事業を継続していくため，BCP訓練を実施しています。 　例年，大規模地震が発生した際のシミュレーションによる訓練を実施していますが，今回は新型コロナウイルス感染症の流行を受け，急きょ設定を変更し，「緊急事態宣言により施設を閉鎖し，必要最低限の人数で運営することとなった」という想定で課題と対応内容の検討を実施することとなりました。

　この訓練が，図上のままで済むことが一番です。 　臨時休校となって届いた書類で，“見落としていた問題”に気づいた方の話がありました。

　3月分の給食の返金のお知らせが届いた、初めて見る封筒で。(略) 　給食がなくなって○○人分の食材はどうなる？と聞いてみたら、「食材はその日の朝、納入されるので、前日までにキャンセルすれば市内での食品ロスは出ないんですよ」とさらっと答えられて、うむー、となった。 　大規模一括の給食センターになって地域の業者さんが納入できなくなり、多くは市外から納入されているのだそうだ。 　「他市みたいに給食食材を買ったりできないの？」とお問い合わせをたくさんいただいたものの、そういうわけで、本市は食材自体が市内に入っていないわけで。 　これは、とても怖いことなのではないか。流通が途絶えた時には、市内に事業者がいなければ、食材がなくなってしまうと言うことなんだよね。農家さんも同じく。 　あらためて、地産地消、地域で回す経済の大切さを実感する。

　便利さの陰に…。