集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『中村文昭という生き方』(甲田智之・著)

花0202。 今日,電車は3分の1ほどの乗客がマスクを付けていました。  ニュースで「マスクが売り切れ」のようすを伝えていますが,「みんな”がマスク」ではありませんでした。  売れきれが起こるのは,“パニック”に戸惑っている方々が,あちこちを巡って起こっている状況かもしれません。  また,車内のマスク姿に「あれっ」と感じることがありました。昨日(1日)の記事を書くときに調べた「マスクの付け方」と異なる方が目立ちました。  医療サイトが「正しい」とする付け方が多数ではなく…。  これまで,いろいろな場面で紹介してきた言葉があります。あなたは,次の言葉を聞いたことはありますか。
○ 頼まれごとは,試されごと ○ 返事は,0.2秒 ○ できない理由を言わない ○(そのうちと言わず)今できることをやる
 初めて聞いたのは“CD”でした。  これを語るのは中村文昭氏で,“師匠からの教え”(4つの鉄板ルール)です。その後,講演や話をうかがい,著書を読んできました。  その中村氏について語る『中村文昭という生き方 出会いを通して自分に出会う!(「志のチカラ」?)』(ごま書房新社・刊)です。  著者 甲田氏が「中村氏のことを,本人のように,そして本人より深く」語っています。
「…タイクツ?」  文昭少年は,首をかしげた。「タイクツって何なん?」 「なにや文昭,そんなことも知らんのか。(略) …っていうことだて」  驚いた。そんな言葉があるなんて。
 「タイクツ(退屈)」を知らない文昭少年が,豊かな日々を過ごしていたことを,著者が「まるでその場に居るように」いきいきと語ります。  野山を駆け巡る少年,母親の姿と言葉…,今の中村氏の“根っこ”を見た気がします。  師匠との日々は,中村氏の話や著書と“同じ出来事”ですが,“違った味わい”があります。
 でも,いや,でも,とちゅうちょしていると,師匠は業を煮やして距離を詰め,(略) 「でも,だって,どうせ。どれも自分の可能性を潰す言葉だ,二度と使うな。あとにつづく言葉は言いわけしかない。相手にも,自分にも,言いわけをするな」 「でも」,を封じられた文昭青年は(略)
 本書の監修者である横井悌一郎氏との出会い,交流が,中村氏にとって大きなターニングポイントを迎えることになります。
 たったひとつの出会いやきっかけで,人生はガラリと変わる。昨日までは想像もできなかったような劇的な変化が訪れる。
 この出会いや交流,そして学びの姿に引き込まれました。
 やりたい,やりたくないではなく,なぜだかよくわからないけれど,気がついたら,ご縁に導かれて,やらされている仕事がある。  それが,自分の「使命」である。
 外山滋比古氏が「ひとりの人物の実際を伝えるのを伝記とするならば,多少たりとも社会的影響力をもった人に伝記が生まれるのは自然である。伝記は個人史である。」とエッセイで述べています。本書は,社会的影響力をもった中村氏の「伝記」であり「個人史」です。  中村文昭氏を知らない方,本書で「志のチカラ」に出会ってみませんか。  中村氏を知っている方,本書で“新しい出会い”をしてみませんか。  すべての方におススメです。
   目次 プロローグ 第1章 志の原点  祖父・両親・幼少期・中学・高校 第2章 志の高まり  上京・師匠との出会い・行商生活 第3章 志の試練  バーテンダー・伊勢への凱旋・起業・挫折 第4章 志の展開  LMPとの出会い・横井塾長との出会い・講演家へ 第5章 志の深化と広がり  耕せにっぽん・クロフネファーム・ご縁紡ぎ大学・子育てのこと・台湾と飛虎将軍のお神輿・そして原点へ 監修のことば あとがき 参考文献
【関連】   ◇甲田 智之@著書『中村文昭という生き方』出版 (@kohda_products)Twitter)   ◇甲田 智之Facebook)   ◇横井 悌一郎Facebook)   ◇LMP研究所   ◇中村文昭 (@nakamurahumiaki)Twitter)   ◇中村文昭 公式ファンページFacebook)   ◇ふみあ菌【中村文昭公式】YouTube