「それは,何のためですか?」
青空の広がる晴れた日でした。
今日,小学校と中学校を訪問し,校長先生とお話しました。本年度の学校経営,課題,そして次年度の“企み”についてお聞きしました。
“日々のできごと”に対処し,そこにいる子供と職員の動きと成長を楽しんでいるようすが伝わってきました。
一人の校長先生は「去年までのことを知らないから…」,
○○が年間計画にあったけど,止めました。職員に,何で実施するのか聞くと??だったので…。と言われました。 別の方は「自分はしがらみがないので…」と改善に取り組み,
○○の開催を止めて,△△にしました。その感想は9割が満足で,変えてよかった…。と成果を紹介してくださいました。 学校の行事や活動は“良いこと”ばかりで,止めることは容易ではありません。 どちらの校長先生も,「どのように行うか。どう工夫するか。」と“する”ことを検討する前に,「これは,何のために?」を確認・検討してみえました。 そうした中で,判断し,決断して,「止めた」「変えた」という話題がいろいろありました。 職員にとって頼もしいリーダー(校長)だろうと思いました。 中学校で,若手の教員を呼んでいただけました。 「今年の活動はどうすか?」と尋ねると,最初に返ってきたのが「授業のこと」でした。 授業での工夫,生徒のようす… 教員が授業を中心にすることが第一です。 それができている学校であることが,返事からうかがわれました。教員が授業を通して成長し,その授業で生徒が成長しているだろうと思います。 とても嬉しくなりました。 興味深いこと,新しいこと,新たな気づきのある話をうかがえました。 ありがとうございました。 かなり前に聞いた(読んだ?)話です。 現在も行われているか分かりませんが,Googleが会議を円滑に進めるために「6つの法則」がある(あった)そうです。
コツ1:アジェンダを設定する 事前に会議のアジェンダを設定し,出席者に議論してほしいポイントと各議題の配分時間を明らかにしておく。こうすることで,「その会議で何を達成すべきなのか?」を各人に考えさせ,その目標達成に向けて焦点を合わせさせることができる。 コツ2:議事録係を決める 会議の議事録をとる人を決める。会議の進行と同時に,議事録もプロジェクターで映すようにする。会議の欠席者にも議事録が共有され,会議での決定事項はこれを使って確認する。 コツ3:小規模の会議に時間を小分けする 5〜10分単位で時間を小分けし,プロジェクトやテーマ別の小規模な会議や打ち合わせに振り向ける。一日中,会議や部下からの報告・相談に拘束されがちな管理職や経営陣も,この方法を活用すると緊急なことが起きても融通が利きやすく,よりテーマを絞って各会議に臨める。 コツ4:「オフィスアワー」を設定する スタッフとの面談や打ち合わせのためだけに使う時間を確保しておく。 例えば,15時〜16時30分がオフィスアワーで,相談や提案があるスタッフは「早いもの勝ち」の予約制で打ち合わせできる仕組みになっている。 コツ5:政治力は使わない,データを基本とする アイデアそのものよりも個人的な好き嫌いで判断する上司は,スタッフのやる気を損なわせる。Googleでは科学における意思決定プロセスと同様,経営陣の個人的な好みや社内の政治的な思惑ではなく,事実や証拠に基づき意思決定することになっている。 コツ6:時間を守る Googleの会議は大きいタイマーをプロジェクターで映し出すことで知られているが,これは会議に集中させるために一定の効果がある。今では“普通のこと”かもしれませんが,教育現場(学校)では,まだまだのような気がします。 働き方改革,多忙化解消の根本的な手立てとはなりませんが,まずは“真似をする”ことで改善が進むかもしれません。 いかがでしょう。