集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「甘泉寺夜話(2 お茶あがれ)」(つくで百話)

ユリ0614。 朝,日差しがあり,ホッとしました。予報より良い天候でした。  天気はよいのですが,ときどき“強い風”が吹き,モノが飛ばされたり,窓が鳴ったりしました。  今夜から雨になり,明日は雨の一日のようです。大雨でないことを願います。  午後,来客があり,いろいろな“最近の話”をお聞きしました。  こちらから話題提供したいと思いましたが,「なるほど。」「へぇ〜,そうなんだ。」と,感心・関心して聞き入ることばかりでした。  ありがとうございました。  今の暮らしは,発信するほどの体験や受信をしていないようです。見直しが必要かな。でも…。  『つくで百話』(1972・昭和47年 発行)の「文化財と信心」から紹介です。 ********     甘泉寺夜話 二 お茶あがれ  昔は,本堂も庫裡も萱葺き屋根でした。  或時,屋根の修理で,多勢屋根にいました。おくり様(和尚さんのつれあい)がお茶の仕度をして来られて 「屋根の衆,お茶あがれ」と,声をかけられました。  すると,屋根の上で,ドッと笑い声があがりました。 「屋根の衆,落ちゃあがれ」と,聞えたからでありました。  おくり様は他国生れのお方でありました。  此のことは,笑い話として,今に尚語られています。 ******** 注)これまでの記事は〈タグ「つくで百話」〉で