新しい“歳”に向けて
天気のよい晴れた日でした。吹く風も冷たくありませんでした。
見えるもの,感じることが,春めいてきているようです。
「人生の折り返し点」という言葉・表現がありますが,それを“正しく知る”方はいないと思います。
寿命を計ったり,知ったりできないのですから。
ところが,折り返し点を“半分”とするなら,それは20歳ごろという考えがあります。
「ジャネーの法則」を聞いたことありませんか。
*Twitterより借用
主観的に記憶される年月の長さは,年少者にはより長く,年長者にはより短く評価される。 ポール・ジャネ フランス・哲学者というものです。 年末年始や誕生日などの折に,「1年があっという間だった」と口にしたことはありませんか。こう感じることを「ジャネーの法則」は述べています。 「生涯のある時期における時間の心理的長さは,年齢の逆数に反比例する」ということで,「10歳の一年は,その人生の“10分の1”だが,50歳の1年は,その人生の“50分の1”である」ということです。 ということは,50歳の人は,10歳の子供より5倍速く感じることになります。 こんな言葉もあります。
時が経つのが早いと思うのは,人生というものがわかってきたからである。 ジョージ・ギッシング 小説家・イギリスこう言われると,時間を,ジャネの言葉とは違って感じられますね。 いずれにしても感じ方が異なるだけで,一日の時間も一年の時間も,何歳になっても,物理的には同じ時間です。 速く感じる時間であっても,それが「充実した時間」である日々にしたいものです。