集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『俺たちの定年後』(成毛眞・著)

雪道0109。 「寒波がきて…。」といってた通りに,一段と寒いになりました。  朝,外を見ると,白くなっているところがあり,濡れて見えるところがありました。濡れたところは凍り,雪は薄っすらですが積もっていました。  今朝の天候で道路をふさいだ自動車があったようで,路線バスや小中学校のスクールバスが,いつものようには運行できなかったようです。  子供達が寒さのなかで待たされたり,別の登校手段を手配したりと,多少の混乱があったようです。  本格的な寒さに,まだ対応でできない日でした。  題名と著者が気になって手にした『俺たちの定年後 - 成毛流60歳からの生き方指南 -』(ワニブックスPLUS新書)です。  「定年後」に対して「定年を迎える前に退いたから,自分には定年は来ない。」と言い,“好きなように”過ごしている身として,多くの項目に「そうだよね」との思いを持ちました。  各章の最後に「○章を読んだらやってみよう」のページがあり,読んで「そうだよね」で終わらず,“行動に移す”ことをさせています。  具体的な行動・変化への第一歩です。 メモした項から
○わがままになるには、子どもに戻れ ○「子ども時代の脳」の取り戻し方 ○会社員時代の思考パターンは破壊せよ ○シャッターは惜しみなく切り、テーマを持って公開する ○もし小言を言いたくなったら ○正義と正義が戦うことほど厄介なことはない ○自分を拡張する10のツールを手に入れろ
 この本は「はじめに」で成毛氏も書いていますが,
 たとえば40歳代の人の定年後の生活には、ほとんど参考にならないはずだ。しかし、人生100年と言われる時代、最後の勝ち逃げ世代である2018年時点での59歳とその前後の世代の人たちがそこそこ長い定年生活を楽しむ上では、いくらか参考になると思う。
と,同じ時代を過ごし,今を迎えていることで,納得できる“指南”だったようです。  ただし,暮らしているのが田舎であり“近所を歩いて見つかるもの”の違いは大きく,読み飛ばしたくなりました。  同世代のみなさん,どんな定年後をお過ごしですか。
   目次 第1章 60歳になったら、新しい人生を歩み出せ 第2章 定年したら、サラリーマン的生活は捨てろ 第3章 近所を歩けば次々と楽しみが見つかる 第4章 60歳からは愛想よくしようなんて考えるな 第5章 自分を拡張する10のツールを手に入れろ 第6章 計画は壮大かつほどほど綿密に立てよ