集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

話を聞く。《学びの地図》

実1022。 “秋晴れ”の一日でした。  朝夕の冷え込みが“厳しく”なり,紅葉が進みそうです。「台風による塩害で…」という地域もあるようですが,当地の紅葉はどうでしょうか。  紅葉を楽しむドライブコースに,当地を加えてはいかがですか。  秋は,いろいろな形で“教育研究の成果発表”があります。  校内で授業研究,研究論文の応募,学校の研究発表会,研究集会…  当地も,25日(木)に新城市教育委員会の研究委嘱校4校の研究発表会があります。   ◇新城市立舟着小学校   ◇新城市立鳳来寺小学校   ◇新城市立作手小学校   ◇新城市立作手中学校  お子さんの通う学校で,どのような教育研究が行われ,他校に学んでいるか,ご存知ですか。  中学校で教育研究を進めているとき,次のようなお願いをしたことがあります。
 他の人の授業を参観するとき,『いつ行くか』『どの授業に行くか』『どこまでいか』と悩んでいるうちに…。生徒の記録に目を通したいし…。提出が迫った書はあるし…。授業の準備はあるし…。  でも,今週は,授業を参観することに,ちょっと無理してみましょう。  そこから,授業の工夫が見えてきます。自分の授業とは違う生徒の顔が見つかりす。特に,生徒の姿がいろいろな面からとらえられると,自分の指導が変わってきす。その教師の変化が,生徒の成長を促します。  来年度に向け,もう一歩前へ。  ◇「話を聞く」ことのできる生徒◇  今の授業では,「大きな声で余分な話をしている生徒」「授業の用を何もせず寝ている生徒」などはいません。  しかし,『静かにしているだけの生徒『まとめを待っている生徒』は,少なくないと思います。  授業を参観すると,そんな“変えていきたい生徒のようす”を感じています。そ視点で授業を見せていただいたとき,「教師の発問(説明)をしっかり聞いたら,混乱した。」という生徒がいるように思います。そのことが続いて,「最後に先生が言ってくれから…。」という受け身な態度に拍車をかけているように感じる場面があるのです。
T1 今までと考えが,逆になったからね。 T2 分からんところは,先生に聞いてください。
 丁寧に授業が進められ,生徒も“動いて”いました。しかし,T1の説明では,「に」という言葉から,とらえ方の違いがでているようでした。  教師は,「逆」の意することが“分かっている”ので,そのまま進めようとします。けれども,混乱した徒は,そこにとどまったままです。ここで,少し丁寧に,説明を変えたり具体的なを出すと,同じとらえができ,生徒が理解できると思います。  また,T2では,「分からん」の内容を,もう一言付け加えたら,すぐに「先生。と呼ぶ前に,ちょっと間が生まれ,思考を深めることになりはしないでしょうか。  「真面目に聞いている生徒が損をしない授業」は,まず言葉の吟味から。
 先生。あなたの言葉が,子供を混乱させていませんか。  お父さん,お母さん。お子さんが,「先生の話を聞いているのに,分からない」とは言っていませんか。  先生の言葉を録音してみてはいかがですか。  「直したい」「直したてほしい」ということが見つかりますよ。