「いじめ」と「かがみの孤城」と。
今日も雨が降り続きました。強くはないけど,屋外では活動できない雨です。
まだ刈り取られない稲から“目が出る”のではないかと心配される声が大きくなってきました。
明日も雨のようです。稲刈りは無理です。
美味しいミネアサヒは,今年の収穫,味は,どうなるでしょう。
◇「幻のお米ミネアサヒ」PR動画(作手小学校 YouTube)
今,『かがみの孤城』(辻村深月・著)を読んでいます。不登校の子供を描いていますが,そこに“いじめ”があります。この話は,別の機会に。
先日,「いじめ調査はこまめに行ってほしい。」との話を聞きました。
どのような質問をするのか,記名か無記名か,…
それぞれに正解はないと思いますが,実態を正しく把握し一人一人に対応できることが肝心です。
では,どんな調査(アンケート)をするのか。以前,次のような問いを勧められました。
○ 学校に行きたくないと思うことがありますか ○ 学校で,自分のものがなくなったことがありますか ○ 友達から,嫌なことを言われたことがありますか ○ 友達に,自分のものをかくされたことがありますか ○ 今,心配していることがありますか ○ 学校に,いじめる人がいますか ○ 先生に話したいことがあったら,何でもいいから書いてくださいいかがでしょう。 そして,いじめの実態把握には,
○ いじめの対象(1名だけか,別の被害者はいないか) ○ いじめの構造(加害者の中心,加害行為を行う者,集団の力の構造) ○ いじめの態様(いじめの方法,人数,頻度,程度等) ○ 被害者及び加害者の保護者の認知(いじめの実態把握,感情等)の内容をつかむように言われます。 その調査では,
○ 口裏あわせを防ぐため,複数の教師が一斉に実施する ○ 加害者と決めつけることなく,和やかな雰囲気づくりに努める ○ 知っていることを教えて欲しいという姿勢を貫く ○ 虚偽の疑いがあっても,まずは聴く ○ 矛盾点や疑問点は「もう少し詳しくきかせてくれる?」と再質問する ○「そういう気持ちだったのか」などと,心理的事実に焦点をあてる ○「つらい思いをしている子を助けてあげて欲しい」と伝える ○ 聴き取りが不十分であっても,誠意を伝え次の面接を約束するの留意が肝心だそうです。 いかがでしょう。 子供の“世界”で起きるいじめに,あなたは,どのように関わりをしますか。