新城合宿 1日目。
台風21号が関西地方に“大きな爪痕”を残しました。当地でも暴風と大雨で,停電などが発生しました。
夜中に大雨が降り,「避難勧告」が発令されました。最初は,限定された地域でしたが,その範囲が広がり,「避難準備・高齢者等避難開始」が市内全域に発令されました。最近ではなかった状況でした。
今朝,雨量規制での通行止め,崩土の情報はありましたが,大きな被害はなかったようです。
テレビで伝えられる被災の方々が,一刻も早く日常に戻られるよう祈ります。
今日は,愛知教育大学数学教育講座の「新城合宿授業研究会」の第一日目でした。
今年は八名小学校と舟着小学校を会場に,授業研究と検討会が行われます。
今回は,院生・留学生が11名,大学の教員が10名参加して,2日間の授業研究会です。
今年も,開会式から参加しました。
午前は,院生が第4学年「式と計算の順序」の授業,午後は第6学年「図形の拡大と縮小」の授業をされました。
子供達の反応がよく,“数学的な見方”の意見がでた“提案”のある授業でした。
検討会で,“現場としての視点”,昨年度までの検討を意識して発言をさせていただきました。そのメモには,
○「10パズル」について ・パズル(ゲーム)を成り立たせる基礎学力は ・(手のつかない子への)ヒントの出し方 例えば… ○授業の「めあて」と「まとめ」 ○「仲間分け」から始めるとき ○子供の言葉と教師の言葉 「右,左」と「縦と斜め」 ○昨年の授業・検討会で毎年のことですが,大学の先生が10名もいる授業研究会は,とても贅沢なものです。 学びの多い時間でした。ありがとうございました。 休憩時間に,大学の先生方と「教師力・授業力を鍛える」「算数数学の授業で“本質”に迫る」ことなどについての話をしました。 学生への講義で気づくこと,現場を訪れて感じることなど,その“視点”と“提言”に「なるほど」がたくさんありました。 今の立場で,“現場に生かす(伝える)”ための方策を考えました。 ぜいたくな時間でした。ありがとうございました。 夜,指導の大学の先生方と地区の先生方との懇親会でした。 懇親会では,
「算数数学の授業は…」 「教員養成は…」 「これからの教育は…」など,貴重な話をお聞きしました。 研究者と現場の教師が,ともに取り組める幸せを感じる時間でした。 明日の授業が楽しみです。よろしくお願いします。