集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「チーム学校」を支える

講座0626。 今日もよい天気でした。昨日ほどの暑さではありませんが“暑い一日”になりました。  みなさん,熱中症の予防はしていますか。  今日,教育支援専門職養成課程1年生の講座のお手伝いをしました。  これは,昨年度(2017年度)に愛知教育大学に新設されたもので,まだ1年生と2年生が在籍するだけの新しいものです。  先日まで承知していませんでしたが,養成課程は3つのコース(心理コース・福祉コース・教育ガバナンスコース)があり,学校教育を支援していく学びを進めているそうです。  今日は,3コースすべの学生が出席する講座で,先生から中教審答申の「これからの学校を担う教員の資質能力の向上について」を元にした説明(講義)のあと,“元校長”として学校マネジメント,学校経営への“考え”をお話しました。  自己紹介を含めた「はじめに」に続いて,『学校という「職場」』という視点で,
学校にいる職員  学校にいる「校長」「教頭・副校長」  学校に複数いる「教諭」  学校に一人あるいは二人なのは「事務」「養護教諭」  学校にいるかもしれない「栄養教諭」  学校にときどき来る「スクールカウンセラー」  学校に配置されているかもしれない「市職員」  ・・・
から,話を進めました。  担当の先生から事前に話をお聞きしていましたが,新たな“印象”を持ちました。
○ 管理職が学校を経営していく上での体験談や保護者が何を求めているのかについて学べたことが印象的でした。 ○ チームでの学校教育は、学校にとっても教員にとっても大切だと思いました。そんなチームに入って働くカウンセラーになりたいと思います。自分に何が出来るか、どんな経験が生かせられるのかということも考えたいです。聞いていて面白かったです。 ○ 教育現場は他の企業と比べても特殊な構造であることを理解した上で、教員と教育支援専門職は手を取り合う必要があると思う。そのためにも教員養成課程も教育支援専門職についてより学ぶ必要があると改めて思った。 ○ 実際に校長先生をやっていた先生にお話を聞けて良かったです。学校経営は経験だけでなく、様々な物事を見る視点も大事だと、放送の話を聞いて思いました。学校事務員になるのもいいなと思いました。 ○ 学校現場での良いところと心配なところを話し合う時に、いろんな人の意見を聞くことで自分が気づかなかったところが知ることができました。 ○ 最後の小西さんの発言で、物事は必要、必然、ベストな時に起こるという言葉が印象的でした。辛い時でも、試練は乗り越えられる者にしかこない!と思えば強く前を向いて生きていける気がしました。将来は心理関係の仕事に就いて人の役に立てる人間になりたいです。 ○ スクールカウンセラーを目指していますが、どんな職を目指していても「四つの鉄板ルール」は活かせるなと思いました。 ○ 今日の講義の中で、(略) 校長先生がその役割を事務職員にさせることによる、事務職員と保護者や生徒との繋がりを考えていたことがすごく印象に残りました。学校マネジメントというものはただ、管理や整備や今ある問題の対処などといった仕事をやっているだけなのだと思っていましたが、表面的に見えないことを予想して、行っていかなければならない本当に難しいものだということを改めて感じさせられました。
 講義のなかで話し合う内容,話を聞くようす,講義を終えて話をしに来た学生の話…から,数年後,彼らが学校教育に“関わる”ようになったら“大きな変化”が生まれるだろうと感じました。  期待しています。  ありがとうございました。 【関連】   ◇教育支援専門職養成課程愛知教育大学)     ◇教育支援専門職養成課程 心理コース     ◇教育支援専門職養成課程 福祉コース     ◇教育支援専門職養成課程 教育ガバナンスコース   ◇これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について 〜学び合い、高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて〜 (答申)文部科学省