『教育という「仕事」』を考える

　天気のよい暑い日になりました。日中，自動車の外気温計が34度を示していました。 　「暑〜い！」 　けれど，当地は高原にあり“涼しさ”の感じられ気候です。 　明日も，暑いかな。 　午後，教員を目指す大学1年生への就職指導のお手伝いをしました。 　入学して3か月，大学生活を“楽しむ”ことが一番になっているような時期で，将来や仕事について考えることを忘れていそうです。 　改めて“将来に向かう気持ち”を見つめる機会にしようという講座でした。 　はじめの話の後，グループワーク，その発表，そして，発表を受けての話，振り返りで進めました。 　グループワークでは，まず「教員を目指した理由」を一人ずつ紹介し，その後で教員，教職の「良いところ（魅力）」と，「心配なこと」を出し合って話をしてもらいました。 　その発表は…。 　感心と納得でした。 　発表を受け，『教育という「仕事」』という視点で話をしました。 　よい表情でした。伝わったでしょうか。 （感想から）

○ 将来教員になった時の不安が少し減ったと思います。 ○ 授業で習っている、学校の事や、勉強のこととは違う視点で学校教育を見れたと思いました！楽しかったです ○ 大学へ入ってからしばらく経って、自分が教員を目指した理由を振り返るきっかけになって良かった。教職についてのお話はタメになった。 ○ いざ、先生になろうと思うと心配なことがたくさん出てきて、不安になってしまいました。ただ、何事もプラスに考えて先生という仕事のやりがいを感じるために頑張ろうと思いました。 ○ とても良かったです。普段教育とはと言った授業ばかりなので、教員という仕事についての授業は新鮮でした。将来は教員になって、アクティブに授業をしていきたいです。 ○ 教員への意識が少し変化しました。 ○ その場でグループワークをしてそこでの質問に答えてくださるという講義の仕方は、自分の気になることを講義してくれるのでとても興味を持って聞くことができました。将来、教師になったときにこの講義がためになったと思うと思います。ありがとうございました。 ○ 聞き覚えのない新しいことを聞けて良かった ○ 教師を頑張ろうという気持ちが強くなりました。お話面白かったです。 ○ 教員を目指す上で、自分の目標となるような人物を見つけようと思えました。そうした上で日頃のモットーを確立していきたいと思いました。 ○ 教員という仕事について大学に入って一番考える講義でした。

　こちらへの“忖度”もあるでしょうが，期待した“考える機会”をもつことができたようです。 　もちろん，「教育現場は異常であるという考え方を変えるには至らなかった，」という感想もあり，この「異常」との捉えを拾えなかったことを反省しました。 　みなさん，ありがとございました。 　素敵な先生（教員）になれるよう，充実した大学生活を過ごしてください。