集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「宿題」は。学校で一番長いのは「授業」です。

花0620。 朝から強い雨の降る日でした。とはいえ,当地では雨が降り続けることはなく,傘をささずに移動や活動できる時間もありました。  急に降ってくる強い雨に気をつけながらの一日でした。  先日,大学生と一緒に,算数「資料の調べ方」の授業づくりを考えました。  新学習指導要領の取り扱いや学習のねらいを確認したあと,教科書の資料(データ)を使って授業をしました。  資料の整理を進めると,子供と同じように作業の早い子(人)と遅い子(人)が出てきます。  その“指導”について,大学生は,  「全員が終わるのを待って…。」  「できたところまでで止めて…。」  「できてないところは,宿題にして…。」  「○○して…。」 …  いろいろ考えが出てきましたが,体験から「宿題にする…」のが“普通”と多くが思っているようでした。  「それで,大丈夫?」  問題提起して時間切れとなりました。  こんなツイートがありました。
宿題をやってこない→宿題をやらせようとする→宿題を適当にやってくる。  宿題って本当に不思議だよな。いつのまにかにやらせることが教員側の目的になり、怒られないことが子ども側の目的になってるんだから。
 今日も,家に帰って“宿題”をした子がたくさんいたと思います。  宿題って,何でしょう。  以前,授業を参観した後,次のようなメモをしました。
◇授業を参観して  1 授業から学ぶこと   ☆上手な受け応え   ☆「黒板をながめてみてください」の指示   ☆「わからない」と言える子供がいる   ☆「時間ほしい人」と問う  2 あなたならどうしますか?   ☆課題(問題)が分かっていないようだ   ☆子供達の発言(発表)が続くとき   ☆間違った答えが発表されたとき   ☆「ノートに書く」のは何か   ☆「答えは同じ」は“同じ”か  3 教材研究,教材分析を   (略)
 子供達が,学校で一番長く過ごす時間は《授業》です。  この時間が充実してこそ,よい学校生活です。  “充実”“満足”“納得”のある授業が増えるように,先生方が研鑽しています。  そのために“時間をかける”ことは,どの先生も大切だと思っています。  でも…。  「宿題は何のため…」を考えることに,時間が生まれるヒントがあるような気がします。  先生,いかがですか。  大学生に,どのように教えれば(答えれば)よいですか。