集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

初めて「先生」になって…。

花0609。 昨夜,大きな音にビックリしました。突然の雷鳴でした。  雨の予報でしたが雷は予想しておらず,久しぶりの大きな音で,空気を揺らしました。  しばらく続いた雷が静かになって,「終わったかな。」と思っていたら,再び大きな雷鳴が…。  ちょっと肝を冷やした夜でした。  今日は,晴れの日で,気温も上がりました。雨の後で蒸し暑くなるかと思っていましたが大丈夫でした。  今日(9日)と来週土曜日(16日)は,「新城 共育の日」です。誰でも自由に小中学校の参観ができます。  今日は小中学校10校で,参観者も参加しての授業や講座,講演会などが行われたようです。    ◇新城市立学校ホームページ 最新の更新  来週は9校で行われます。普段は縁のない学校にも足を運んでみませんか。    ◇パンフレット「新城 共育の日」(pdfファイル)  学校は,新学年の2か月が過ぎ,夏休みまで1か月ほどとなっています。  子供達が,「今年は○○をしたい。」と,これまでの学びや成長に“手ごたえ”を感じて,次に向かって“勢い”をつけていく時期です。  子供も先生も“元気”で“伸びて”いきます。  ところが,元気がなく勢いがみられない子供や先生が気になるのもこの時期です。  これまでの「日々(2か月)」に,つまづきがあったようです。  あなたのお子さん,学校の先生は元気ですか。  この4月,初めて「先生」となった先生は,これまで初任者研修で学び,それを生かして日々の指導を行っています。充実した研修になっていることと思います。  でも,初めて「先生」となったのですが,限られた研修で戸惑っている先生もいます。  それは,講師として採用された方々です。講師向けの研修が充実している市町村は少ないのです。  先日,知人から,初任者(臨時任用教員)への指導訪問記録を送っていただきました。  支援員派遣事業により,2か月間の指導を行い,そのようすが記されていました。最初に「初任者の最初の戸惑い」の項があり,「全体的なもの」と「子供の指導に関するもの」があげられています。  4月の慌ただしさのなかで,指導の担当者が見落としがちで,「分かっているだろうか」とも気にかけないかもしれない気がしました。
○ 校舎内のどこに,何があるのか分からない。 ○ 教室で使う備品をどう揃えたらよいか分からない。 ○ 文書の分別の方法が分からない。 ○ 何から仕事をしたらいいのか分からない(優先順位が分からない)。 ○ 分からないとき,だれに聞いたらよいか分からない。 ○ 職員室のパソコンの作業が分からない。
 いかがですか。  どの学校でも,初任者だけでなく,異動してきた先生方に,施設や備品,使い方について“最初”に案内したり教えたりします。それで「皆,分かっている」と思ってみえますが,初めての先生には“もと”となるものがありません。  こうした「全体的なもの」に戸惑っているなかで,授業を参観した先生から「授業準備を…」「説明が…」「子供に…」と指導され,それを改善しようとしても…。  この記録には,初任者(臨時任用教員)に戸惑わせないよう,具体的に丁寧に指導されたようすが綴られています。  初任者だけでなく全ての教員が,これまでの指導を振り返り,夏休みまでの“改善”を考える参考にしてほしい内容でした。  考え,学ぶことの多い貴重な記録でした。ありがとうございました。  記録から
○ 学校の初任者担当がやっておくこと ○4/5 徹底してまねること ○4/6 指示を出したら必ず確認 ○4/11 給食指導の重要性を認識する ○4/12 今,何を,どうすべきか ○4/17 1時間の授業で「めあて」から「まとめ」まで,時間内にやりきること ○4/18 教科書を使うこと。指導書に引きずられないように。 ○4/24 当番活動は確実にやらせること ○5/1 空白の時間を作らない ○「レポート 一か月を振り返ってみよう」  ・学級づくりはどうか 「スピーディーに進めているか」  ・授業づくりはどうか 「テンポよくできているか」 ○5/22 日常授業の充実を ○5/28 レポート「サポート最終週を迎えて」
【関連】   ◇9日、16日は新城市「共育の日」(新城・勝手に応援隊)   ◇『初任指導報告記』の感想をいただいた!(風にふかれて)