集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

大渋滞。 『とるとだす』(畠中恵・著)

雪0206。 昨夜の雪は止みましたが,今朝の冷え込みで,道路は“ツルツル”でした国道301号線は,スリップして立ち往生する自動車が“大渋滞”を起こしていたようです。  渋滞のために,出勤に普段の3倍ほど時間がかかったよです。  日中,日差しが当たったところは雪や凍結は溶けましたが,その溶けた水が残っています。今夜も冷え込みが続くようです。明日の朝も凍結がありそうです。気を付けましょう。  「今日も元気に寝込んでいる場合じゃない」と,父親を助けたい一心で妖達の助けを借りて若だんなが東奔西走します。  「しゃばけ」シリーズの最新刊『とるとだす』(新潮社・刊)を読みました。  主人公は長崎屋の跡取り息子(若だんな)の“一太郎”であるこはご承知の通りです。  上野の広徳寺の高僧 寛朝の招きで,大勢の薬種屋たちが集められました。  その席で,若だんなの前で父 藤兵衛が倒れます。藤兵衛が倒れたのは,「何か」を飲んだからです。  その「何か」は,筋金入りの病弱若だんなに“健康な身体取り戻すことができる”との望み賭けた“いくつかのもの”だったのです。  それは…。  若だんなは,妖たちの手助けや助言を得て,病弱な身体を強い意思で支えながら,父 藤兵衛のため突き進みます。  そこに登場してくる「狂骨」が…。  お話は,このように終わりました。
 「皆がいてくれたから…おとっつぁんを治す事ができた。ありがとうね」  「きゅわ?」  首をかしげた鳴家をだきしめると,その若だんなを,沢山の明るい声が,呼んでくる。妖達は今日,底ぬけに明るかった。
 若だんなと“しゃばけ”の活躍を楽しめます。暗くなる前に読むのがいいのかな。
   目次 とるとだす しんのいみ ばけねこつき 長崎屋の主が死んだ ふろうふし
【関連】   ◇しゃばけ倶楽部〜バーチャル長崎屋〜(新潮社) 【おまけ】  2日過ぎましたが,「立春初搾り」をいただきます。  一年の幸せを思いながら,美味しくいただきます。
立春朝搾り0206。
  ◇行ってきました!立春朝搾り(だわり屋スタッフブログ)