初任者と「笑い」の話。有田和正氏の本。
寒い朝でした。家を出るとき,外気温計が3度でした。
つくで交流館で会った方から,「覚悟していたけど,やっぱり寒いですね。」と言われました。
「そうなんです。凍っては困るものを冷蔵庫に入れるんです。」
と返しておきました。
先日,新任の先生と,最近の授業のようすについて話をしました。
間もなく授業研究があるそうで,“たいへん”なようすがうかがえました。
そうした話から,「授業の笑い」「教室での笑い」のことを一緒に考え(?)ました。
“まだ余裕がない”ということでしょうが,「笑い…」と困ったようでした。
自分が心がけてきたこと,有田和正氏がいたことなど,“古〜い話”を,今も参考になるのか分からないのに話をしてしまいました。
その夜,『「ユーモア教育」で子どもを変えよう』(明治図書・1993年刊)を読み返しました。
若い先生にも十分に参考になる子供達のようすだと思いますが,“古〜い先生”,“若い先生”,いかがでしょうか。
備忘録的メモ
○ 能力のない子は,すぐ笑えない。 ○10/2 うちのおかあさんは,おもしろいかぜをひいたのでR。 においとあじが,わからなくなるかぜみたいなのでございます。 このかぜは,ぼくとおとうさんには,こまったことです。 それは,今日のすきやきのあじが,とてもとてもしょっぱかったけど,ぼくとおとうさんは,「おいしい,おいしい」といいながら,がまんしてたべました。 おかあだんのかぜが早くなおるように心よりいのるでのございます。 何と A のある文だろう。何と B のある文だろう。何と C のある文だろう。 これが一年生の10月のはじめの文である。ここで,「A・B・C」と伏字にしました。 これをお読みのみなさん,この一年生の文章は,どのような文と評しますか。
○ この文を,多くの人が「D」といってくれたことに自信をもち,新しくこの文がインプットされたことであろう。 子どもに自信をもたせるということは,こういうことなのである。先生,自信をもたせる指導をしていますか。