集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「12月8日」。「“学習”リスト」。

実1208。 今朝,“白い景色”を覚悟していましたが,いつもの景色で,曇り空でした。その後,小雨が降り出しましたが,雪にはなりませんでした。  日中の気温が上がらない寒い一日でした。
ニイタカヤマノボレ 一二〇八
 1941年12月8日,「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報が,船橋海軍無線電信所から送信されました。  この暗号電報を受け,真珠湾アメリカ軍基地を奇襲攻撃しました。戦艦アリゾナ等戦艦11隻を撃沈,400機近くの航空機を破壊しました。  そして,攻撃の成功を告げる暗号電報「トラトラトラ」が打電されました。  太平洋戦争大東亜戦争対米英戦)の勃発です。  子供たちの家庭では,「ニイタカヤマノボレ」や“戦争”,“平和”が話題になったでしょうか。  先月,教育実習の事後指導に参加し,「大学生が見た(体験した)学校現場」の報告を聞きました。   「先生になる人と。」(11月15日)  そこで報告される「子供のようす」や「授業の進め方」などが,地域によって,学校によって,大きく違っていました。  その“違い”は,自分も承知しているものでしたが,「学生には,そう見えたのか。」と“驚き”をもって知ることがありました。  その話を思い出しながら,知人がFacebookで紹介していた“指導方法”のことを考えました。  ある地区で一般的に行われている「スタンダードな指導方法」があり,それが20項目近く“掲げられている”というのです。それを紹介しながら,「あなたは,どう思いますか?」と。
○ 全員(強制)挙手運動の是非。(「挙手週間」の際には班ごとの挙手回数の平均値を廊下に貼りだしランキングする。) ○ ハンドサイン強制の是非。 ○ 3秒以内に手をあげて答えるルールの徹底の是非。 ○ 教師の問いかけに必ず「わかりました」と全員反応させる指導の是非。 ○ 児童・生徒の発言には「わかりません」とは答えてはいけない「しつけ」の是非。 ○ 授業の多くの時間に,挙手の仕方,発表の仕方(児童・生徒の立ち位置,聞く側の児童・生徒の姿勢),その他の挙動・動作をクラス全員そろえる「しつけ」指導に割くことの是非。 ○ 説明と,受け答えの「セリフ」が決まっていて,全員が一斉にそのセリフを発しなければならない指導の是非。 ○ 指名する児童・生徒,指名された児童・生徒の受け答え等が決められていて,リハーサルどおりに公開授業を行うことの是非。 ○ 「熱心な給食指導」の是非。(食べ残しを許さない。許しません,吐くまでは。) ○ 文系の学習が心情主義の道徳になってしまうことの是非。 ○ 授業中に笑いや余談,遊びを教員からは決してしないことの是非。 ○ 教えていないことを児童・生徒がやると注意する指導の是非。 ○ ねらいとまとめから決して逸脱しないことの是非。 ○ 公開授業のような場合に,教室の壁という壁,窓という窓に,紙の資料を洗濯バサミでぶら下げる学習環境の是非。 ○ タイマーを使い30秒とか1分とかで,席を立たせず,隣の子と話をさせる学習交流の是非。  などなど
 授業を参観すると,発問や発言に対して「ハンドサイン」を示し,指名を求める姿を見ることは少なくありません。  これを“どの学級でも行っている”ことの是非を友人は問うていますが,先生は「どう考え,どうしていますか」の考えを聞いてみたいと思います。  私が担任のとき,発言を求める児童・生徒に挙手を求めましたが,「ハンドサイン」や「“はい”の声」は止めさせました。「見れば分かる」からと。  1学期後半になると,さらに「今,自分が発言をするときか。」「どんな発言(意見)が,今聞きたいか。」を判断し挙手するように求めていました。  さて,たくさんの項目で是非を尋ねています。  先生,保護者のみなさん,お考えを聞かせてください。  今日から,新城市議会の12月定例会が始まりました。  再選した市長から「所信表明」演説があり,ケーブルテレビ放送やネット中継がありました。  「世代のリレー」「チーム新城」(チームしんしろ?)…  うん…。  来週,一般質問です。所信表明の内容が具体的になったり,これからの市政,施策が詳らかになることと思います。    ◇一般質問通告書(pdfファイル)
所信表明1208。

  ◇山の舟歌・第4章(新城市長ブログ)