「人」という文字から
今日から11月。気持ちのよい晴れの日でした。
寒気が入ってきていますが,日差しのある日中は“暖かさ”を感じさせてくれます。
今日は旧暦9月13日,「十三夜」です。古来より十五夜とともに,十三夜もまた美しい月であるとされています。
十五夜に月見をしただけでは“片月見”だと言います。十三夜にも月を愛でて“月見”です。
“秋の日”が続きそうです。「○○の秋」を楽しみましょう。
先日,ゴルゴ松本氏の『あっ! 命の授業』を紹介しました。
“言霊(ことだま)”を感じる言葉を綴っていました。
文字や言葉について考えていて,先の本と似ていますが,資料にあった話が気にかかりました。
「大丈夫」という字をよく見てください。 「大」「丈」「夫」 それぞれ「人」という字が入っています。 あなたに何かあったとき,周りの人は必ずあなたを支えてくれます。 どんなときも,あなたの味方は三人いるんです。 「始まる」って文字を見て下さい。 「女」が「土台」って書くんです。 女性が笑顔でいることから始まります。 だから「嬉しい」って「女」が「喜」って書くんです。 女性が笑顔でいるところに,嬉しいことはやってきます。 「決断」とは,「決めて」「断つこと」。 何かを決めるときには,一つ何かを断ち切る。 すると新しいものが手に入ります。 「大切」って「切る」って字が入っています。 執着を「切ったとき」に,「大きなもの」が手に入るんです。 「癌」とうい字は,「三つの口の山の病」と書きます。 それは,「食べすぎ,飲みすぎ,吸いすぎ」です。 「光る言葉」と書いて「誉める」。 誉めてあげると,相手は最高の笑顔で輝きます。 「吐く」という字は, 「口」に「±(プラスマイナス)」って書きます。 もしもマイナスの言葉を控えたら… …「叶い」ます。 「命」=「人」+「一」+「叩」,「人は一度叩かれる」と書いて「命」。 誰だって,一度は人生で本当に辛いことがある。 そこを乗り越えるために生まれてきた。 そして心臓は,「ドックン、ドックン」と「人」を「一生」「叩いて」くれています。今日は,どんな一日でしたか。 それを文字で表したら…。