「学期末に向けて」より 2
今日も,よい一日でした。
1984年7月2日,「学期末に向けて」の2回目。
○三つのしつけ ・「ハイ」という返事 ・あいさつ先手 ・はきものをそろえる 明確な基準がありませんので,特にはっきりした場合に,上・下しています。 家庭でのようすと,学校でのそれは,よく似ています。当時,市全体に「三つのしつけ」が提唱されており,普段の指導を進めるだけでなく,「あゆみ」にも項目がありました。 その内容を確かめました。 また,体育の水泳指導から,プールでのようすと,それを描いた絵について記事にしていました。 授業参観前に載せたかった話ですが,事後になってしまいました。
○プールについて 小学校に入ってから,数回プールに入りました。元気よく入る子もいれば,プールの時間になると体の調子が悪くなる子など,いろいろいます。 昨日,廊下や教室に掲示してあった絵は,プールについてきました。その絵のことを思い出してください。お子さんの絵は,水の青色と,人は,どうなっていましたか? 水におしつぶされそうな絵や,水のところに立っている絵,水の中に潜っている絵,泳いでいる絵などがありました。その中のどれでしょう? 絵を見ていると,プールの中のようすと,絵が,よく似ています。 水を恐がらない子は,泳いだり潜ったりしている絵が多いです。恐がる子には,そのような絵はありませんでした。 もっと前にお知らせすれば,絵の見方が変わったかもしれませんね。 絵にも文にも,子供の生活が,しっかりと表れてきます。子供の絵や文章(自由作文)には,そのときの“こころ”が表れています。 「上手・下手」「できた・できない」に目がいきがちな親御さんに,いつもと違った見方をつたえました。 今の子供達は,どんな表現をしているでしょう。 【今日の小咄】 弟が小学一年のとき,夏休みのドリルをのぞいてみると,「□のなかに[お]か[を]をかきいれなさい」という国語の問題があった。 弟は,それぞれの□のなかに目と鼻と口の絵を描きこんでいた。「お顔」と勘違いしたらしい。