集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『ねてもさめても とくし丸』(水口美穂・著)

金魚0611。 朝は雲が目立つ空でしたが,午後になり雲が切れ青空が広がってきました。過ごしやすい天気の一日でした。  午前中,遺族会評議員に参加いただき創造の森城山公園の掃除をしました。  みなさんが手際よく作業をしていただき,短時間で綺麗になりました。  作業の後,評議員会議として“今後の事業について”検討いただきました。「戦後70年を過ぎ…」という状況のなか,新しい形が求められています。  そのための“次”の意見をいただきました。  みなさん,ありがとうございました。    当地は広い高原地域とはいえ,山間地であり集落は点在し,移動には自動車が欠かせません。  住民の高齢化も進み,「自宅近くに商店がない」,「スーパーまでの移動手段がない」,「家族は仕事に出ており日中は助けがない」など,日常的な買い物にも困っている方が多くいます。  そうした状況に,以前,移動販売車(?)を走らせる県の事業もありました。  「とくし丸」の名は,「当地にも必要かも…」と思って雑誌の記事で読んだような覚えがありました。  書架で『ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり』(西日本出版社・刊)を見たとき,思い出しました。  本書は,京都の舞鶴地域を中心に店舗展開をしているスーパーマーケット「フクヤ」の販売パートナーである著者が,「とくし丸5号車」を得て事業を始め,活動が広がっていくようすが描かれています。  出版社のコピーでいえば,「笑いあり涙ありの毎日がまとめられた1冊です!」。
テレビ・新聞・雑誌などのメディアで話題のとくし丸。おばあちゃん、おじいちゃんのお買い物を助け、会話がはずむ場所にもなり、時にはおつかいまでしてしまう。そんな移動スーパーの日常をつづる、涙と笑いとちょっと冷や汗奮闘記。起業を考えている人にもおすすめです。
 水口さんのパワー,行動力,そして優しさに,心が動きます。  みなさん,「とくし丸」始めませんか
    目次 はじめに 第一章 とくし丸、準備中  ・運命の出会い  ・緊張!スーパーとの顔合わせ  ・とくし丸って何?  ・過酷な開拓・4000軒にご挨拶  ・大先輩には参りました!  など 第2章 いざ、発進!  ・4月1日、出発式  ・シュークリーム事件  ・フクヤ男山店さん  ・ものすごい運動量です  など 第3章 商売って面白い  ・第2回とくし丸親睦会  ・こぢんまりのメリット  ・別注は信頼の証  ・とくしまるだいすき  ・とくし丸ってフクヤ?  など 第4章 どんどん拡がれ、とくし丸  ・見守り活動  ・資源マップ  ・おかげさまで1周年  ・地域の宝物  ・第3回とくし丸親睦会  など 第5章 泣いて笑って、日々感謝  ・あのもん  ・経験を活かせるように  ・まるで選挙カー?  ・とくし丸効果  ・とくし丸冥利  など 販売ルートマップ つづきに(あとがき、にかえて) 住友達也
【関連】   ◇移動スーパーとくし丸   ◇スーパーマーケット「フクヤ」   ◇とくし丸5go?(水口さんのブログ)