集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

昭和の『先生のいろは』 16

花0329。 天気のよい日になり,気温も高くなりました。  出先で見た桜の木は,蕾が大きく膨らんでいました。今日の天気で大きくなったように感じました。ひょっとしたら,午後からには開いたのではないかと思えた天気でした。  午前中に東名高速道路,午後に東名高速道路を通りました。  いつもの出入りは,ICインターチェンジ)ですが,新東名高速道路へはスマートICスマートインターチェンジ)から入りました。カーナビは古い地図で新東名の表示がなく,「たぶん,このあたり」とセットして向かいました。  スマートIC,なかなか便利でした。  冊子『先生のいろは』の最終回です。年度末に向けて集中して紹介して,なんとか間に合いました。  1977(昭和52)年頃と現在とは,社会のようすは大きく変わっていますが,「今も変わらず…」という内容もあります。年度末の今,改めて“今の先生方”にお伝えします。何か参考になることがあれば幸いです。
おわりに  学校訪問をおえて,玄関へ。色々教えていただいて ありがとう。  靴が揃えてある。ほこりがぬぐわれている。靴すべりがそえてある。いい学校ですね。  校長先生の差が,学校差をつくる。教頭先生の差が,それに輪をかけて倍増する。  教務主任の差が,会議のムードを変える。  校務主任の差が,こども達の姿を変える。  婦人教師の差が,学校全体の美しさとなごやかさを変える。  全校の先生方の若さが,学校全体の活力を変える。子供達の声,子供達の動き,それが実績なんだ。  ひとりの若い男の先生が,全校生徒に元気を与える時がある。  ひとりの若い女の先生が,全校の先生に生きがいを与える時もある。  さて,以上のほかに,安全教育,家庭教育,社会教育に関して問題がいろいろあろうが,時を改めて話すことにしたい。  それぞれの教育については限界があろう。しかし,それを鮮明に区別することは大変むずかしいと思われる。私は思う。学校教育を徹底させるためには,家庭教育,社会教育の協力がいるのではあるまいか。又,逆もひつようではあるまいかと。(この項 おわり)
 “婦人教師の差が…”のような項は,今では反感もありそうですが,今も思い伝わるのではないかと思います。  “時代が違う”とは思いますが,当時(1977年頃)の学校訪問で“気づいた見方”については,今も参考になると信じます。  間もなく新学年が始まります。  その準備を進める中で,再点検の視点として参考にしていただければ幸いです。  お読みいただき,ありがとうございました。 【昭和の『先生のいろは』】  ○昭和の『先生のいろは』 「校門を入って」(2017/02/16)  ○昭和の『先生のいろは』 2 「玄関や子供の昇降口に立って」(2017/02/18)  ○昭和の『先生のいろは』 3 「校長室や職員室を眺めて」(2017/02/21)  ○昭和の『先生のいろは』 4 「廊下や土間廊下を歩いて」(2017/02/23)  ○昭和の『先生のいろは』 5 「便所」  ○昭和の『先生のいろは』 6 「各種の室(教室を除く)」  ○昭和の『先生のいろは』 7 「教室(前半)」  ○昭和の『先生のいろは』 8 「教室(後半)」  ○昭和の『先生のいろは』 9 「授業(1)〜(4)」  ○昭和の『先生のいろは』 10 「授業 (5)書くこと」  ○昭和の『先生のいろは』 11 「授業 (6)仕事をする」  ○昭和の『先生のいろは』 12 「授業 (7)学習形態」  ○昭和の『先生のいろは』 13 「授業 (8)先生よ くり返して述べよう」  ○昭和の『先生のいろは』 14 「??」  ○昭和の『先生のいろは』 15 「あたたかい先生に」  ○昭和の『先生のいろは』 16 「おわりに」