子供に「ことば」を
晴れ間もありましたが,もう少し“よい天気”を予想していたので,寒い冬の日でした。
夕方には,短時間ですが“強い雨”が降りました。雪でなかったから良かったのかもしれませんが,驚きました。
夕方の天気予報は,「明日から寒くなる」と伝えていました。寒さへの備えをして過ごしたいと思います。
みなさん,お気を付けください。
昨日,荷物が届き,開けると「三太郎グッズ」が出てきました。
“応募したこと”を忘れていましたが,au STARが始まり,そこに登録した時に選んでいたようです。
使いやすそうな「桃ちゃんトートバッグ」です。
キジ,サル,イヌが,ポケットから顔を出しています。これを使う人が“桃ちゃん(桃太郎)”となるようです。
三太郎さん,ありがとうございます。
3月までのブログ『福禄寿』(仕事日記から)を調べていて,気になる記事がいくつかあり,それを読み返しました。
読んでいるうちに,調べていたことを忘れてしまいました。歳かな?
それはともかく,2009年12月の記事を一つ紹介します。
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今日(2009/12/05)の「朝日新聞の社説」は,文部科学省の調査結果を受けた内容でした。
そのなかで,
教育現場で「暴力は絶対だめ」と教え、厳しく対処すべきなのは言うまでもない。同時に、子どもが爆発前に発しているはずのサインを読み取り、暴力を未然に防ぐ努力が、大人たちに求められているのではないか。とありました。 その通りだと思いますが,“求められた大人”に勘違いの行動があるような気がしています。 “サインの読み取り”で,子供の不安や葛藤をとらえ,爆発しないですむようにすることは大切なことです。 ある事象で10の表出があるとして,子供はそのすべてを表出しようとして育っていきます。 その育ちは遅く,子供にとって難しいことの一つかもしれません。 大人の“読み取り”が行き過ぎると,子供の爆発につながらないサインにも対応してしまいます。 それが,子供からの表出を押さえ,育ちを止めていくことになりかねません。 風邪気味の子供が「ティッシュ。」と言ってきたら,鼻水をかみたくてティッシュを欲しがっていると“読み取り”,ほとんどの方は子供にティッシュを渡すでしょう。 確かに,「ティッシュを取って下さい。」かもしれません。 でも,「ティッシュはどこにありますか?」と,自分で取るために聞いてきたのかもしれません。 子供たちの“表出”を豊かにさせていくことが,大人の役割だと思っています。 単語を発するだけであったり,表現の足らない言葉の子供には,それを補うように促すことが“大人の役割”です。 それによって,子供に「ことば」を豊かにしていこうとする姿勢が育むまれていくと思います。 自分の感情を豊かに表現する「ことば」は,急に育まれるものではありません。 活動のようす,物の状況など具体的なことを,主語や動詞,形容詞などはっきりしていることは,それが欠けないように話させましょう。 それにつれて,うれしい,楽しい,悲しいなどの感情を表す「ことば」が増えていきます。 “親切な大人”は,「ティッシュ。」と言った子供を無視するか,「何?」と問い返す人だと思います。 「それは,子供がかわいそう。」と言われるかもしれませんが,ぐっと我慢しましょう。 そして,子供に「ことば」を返しましょう。 社説を読みながら思いました。 *************** 今,子供達のまわりの「言葉」は,いかがでしょう。 子供達に「ことば」が戻っているでしょうか。 【関連】 ◇【au】三太郎スペシャルページ(au)