集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『ニュースで伝えられない 日本の真相』(辛坊治郎・著)

花1116。  青空の綺麗な一日でした。  出かける道中で見る景色は,“秋一色”でした。日ごとに変っているようです。  秋を楽しむなら「今」。そんな景色でした。  気になる報道人の一人に,辛坊治郎氏がいます。  テレビ番組「そこまで言って委員会NP」を観たり,Podcastで「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」を聞いたりして,「なるほど。」「そうだな。」「本当?」「それは違う。」と社会の動きについて考えさせられます。  その辛坊氏の『ニュースで伝えられない 日本の真相』(KADOKAWA・刊)です。  本書は,辛坊氏が発行するメルマガをまとめたものです。
 テレビや新聞報道ではわからない真実がある。メルマガの「炎上原稿」がほぼそのまま掲載。最新の情報を入れ込むと同時に、メルマガで書き漏らした内容もふんだんに盛り込んだ。  政治・経済・事件の裏側からマスメディアの真の姿まで、テレビでは口に出せない日本の真相をえぐり出す。「辛坊治郎メールマガジン」(2015年10月〜2016年8月)の内容を加筆した、大好評シリーズ第3弾!
と紹介文にある通りに,“歯に衣着せぬ”語りをする辛坊氏が,“世相”を切っていき読み応えがあります。  次のアメリカ大統領いトランプ氏が選ばれました。本書の「トランプ旋風で改めて考える日米安保」の項では,次のように始めています。
 トランプ旋風が吹き荒れています。日本で,この人物を評価する声は聞いたことないですが,アメリカでの人気はすごいですね。正直,私「ちょっと面白いことになってきたな」って思っています。安保改定で学生が…
 そして,「これから日本人が考えないといけないこと」について,いろいろな内容と視点をあげています。  読んだときは,「それもあるかも…」と軽く思っていましたが,現実となったあと,読み返してました。  辛坊氏の考え,意見をすべて受け入れるわけではありませんが,“ちょっと違った視点”から自分の考えを見直しを迫ってくる一冊です。  これからを考えるヒントをいかがですか
  目次 はじめに 第1章 選挙・国政・外交の真相   なぜ舛添要一氏だけがファーストクラス利用を咎められたのか/トランプ旋風で改めて考える日米安保  ほか 第2章 社会・経済・事件の真相   外資によるUSJ買収劇の裏側/当たってほしくなかった予言  ほか 第3章 問題だらけのメディア報道   放送法最大の問題/全国地震動予測地図  ほか おわりに
【関連】   ◇そこまで言って委員会NP読売テレビ)   ◇辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!(AMラジオ 1242 ニッポン放送)   ◇辛坊治郎メールマガジン(BLOGOS(ブロゴス)メルマガ) 【今日の小咄】  電車のなかで腹痛を起こし,紙もないまま駅のトイレに駆け込んだ。  「しまった」と思った時にはもう遅く,トイレットペーパーの芯だけが残っていた。真の中心部に小さな字で何か書いてあった。  よく見ると「神に見放された者は自分の手で運をつかめ。」