集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手』(三谷幸喜・著)

花1106。  今日は,“子供の学びと追究”に触れ,考える一日でした。  「毎日が日曜日」を過ごしている身としては,頭と体のサビ落としに苦しみました。  脳に汗をかきました。  ご一緒した方々から,刺激のあるお話をうかがいましたありがとございました。  三谷氏の『ありふれた生活』です。新聞連載は800回を超え,第14巻となる『三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手』(朝日新聞出版・刊)です。  第1巻が2002年に刊行されており,年1冊のペースで出されているようです。  本書のタイトルが「いくさ上手」ですが,そのタイトルでエッセイは収録されていません。  しかし,大河ドラマ真田丸」の放送中であり,馬に乗る武者姿が表紙にあり,真田昌幸の“いくさ上手”を言っているのでしょうか…。  まず,「脚本家五十三歳の物思い」から始まります。その書き出しは,
 年々,仕事がやりづらくなってきている。  五十三歳,脚本家。どう考えても,もう若手ではない。中堅というのも違和感がある。ベテランの最初の方。もしくはよく言って,中堅の最後あたり。
 “「面倒ジジイ」へ一直線”の脚本家の日々の“戸惑い”を,楽しく面白く読むことができました。  「どこが“ありふれた生活”?」 とは思いますが,三谷氏と一緒に戸惑ってみてはいかがでしょう
   目次 脚本家五十三歳の物思い 吉良家、運命の日は アガサの凄さに驚愕 志はワイルダー仕込み 真央さん、応援してます 劇評にいつも励まされた シビれる天知版「明智」 「演劇的」映画ってなに? 素顔のぞく「スター千一夜」 年齢重ねてグレードアップ 「真田丸」、いざ出陣! SMAP五人が揃う凄さ ネット言葉の不思議 髭で山賊?アニメの巨匠 「面倒ジジイ」へ、一直線  ほか
【今日の小咄】  年末に「今年を振り返ってどうだった?」と友人に聞くと、「まだわからない。ジャンボ宝くじが残っているから」と。