集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「いじめ」はチャンス?

花715。  全国的には,今日も不安定な天気の一日だったようですが,青空の広がった暑い日でした。  予報では,3連休の天気は“好天ではない”ようですが,どうなりますか。  「夏の日」を楽しみにして…。  今日のタイトルは,メンタリストのDaiGo氏と脳科学者の茂木健一郎氏の対談からです。  テレビに登場し,相手をコントロールしてみせる“パフォーマンス”が,DaiGo氏の印象です。それは一面であり,研究者であり作家であり,事業家であるという多彩な青年です。  近著『メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉』について話を進める中で,
 小学校1年生から中学2年生まで“いじめられっ子”で,友達いなかったので,超ネガティブで,人前に立ってしゃべることはできなかった。  今みたいにTwitterとかなかったので,問題になることもなく過ぎていった。  (学習性無力感) 途中から,無力を受け入れて辛くはなかった。いじめられることを正当化していた。
と,長く“耐えていた”生活のあったことを語りました。 ※ 記事を書くにあたって調べると,DaiGo氏がいろいろな場で話されており,いじめられていたことを知る人は多いようです。  茂木氏から,「どうしたら,そこ抜けられたのか」を問われ,8年目に起きたナタ事件を紹介し,続けて,
 今までは,友達が変わったら,クラスが変わったら,助けてくれるかも,先生が助けてくれるかも,待っていたんですけど,何も変わらなかった。  自分が行動したら,こんなに簡単に見る目が変わるんだったら,全部自分で変えてやろうと思って,今までの自分の特徴を紙にばあっと書き出して,全部逆にした。
と,自分がしたことを具体的にあげていきました。  DaiGo氏は,「今思うと,いじめられていたのは,チャンスだった。」と述べ,いじめられている子に向けて,
 変わらなくちゃいけない理由がないと変わらない。  普通の人間は,普通に生活して,普通に仕事に就いて,普通に死んでいくんですよ。何故かというと変わる必要がないから。変わる理由がない人は,絶対に変われない。  いじめられっ子はチャンスです。今変わらなくてはならない理由がある。その歳で。大きく変わるチャンスがある。成功するための切符が目の前にあるようなもの。
と,いつも話していると言いました。  DaiGo氏の話を聞いて,「なるほど。そうしよう。」と,いじめられている子が動き出せるかは分かりませんが,「動かないと変わらない」ことは確かだと思います。  苦しいなかで動くことは容易ではありません。  DaiGo氏は,動き出す前に「紙に書き出し」ました。これで「現状」を“見える化しました。  続いて,一つ一つ「」になる“こと”を書きました。これで「未来」を“見える化できました。  ここから,DaiGo氏が変わっていきます。そして周囲が変わっていったと言います。  一歩前へ。 【関連】   ◇メンタリスト DaiGo(オフィシャルサイト) 【今日の小咄】  新しい職場に移る初日の朝,「新しいネクタイを新調して,気分一新しよう。」と言うと,妻は「古いネクタイを締めて行っても,みんな初めて会うんだから,新しく見えるはずよ。」と言った。