「コメ」と「和食」
「雨が上がり晴天に…」と期待していましたが,当地では雲の多い一日でした。
水田の代掻きが進み,水がはられ,田植え作業が見られるようになりました。コメ作りの季節になってきました。
昨年度,子供達が学習のまとめとして動画を作りました。
◇「幻のお米ミネアサヒ」PR動画(YouTube 作手小学校)
今年も,美味しいお米が作られることでしょう。
新聞のコラムを読むと,今日の福島民友新聞のコラム「編集日記」は,
県内は田植えの季節を迎えた。田んぼに水が引かれ、早いところでは苗が風にそよぐ。暦の上では初夏に入った里山の光景だと書き出し,“日本の原風景”が浮かんできます。 それに続く,「国内のコメの消費量は年々落ちている。農林水産省が実施した食生活の調査で、20代男性の約2割が1カ月間、コメを食べなかった―との実態が明らかになった」で,「あれっ」と思いました。 愛媛新聞のコラム「地軸」でも,“食べ盛りの全盛期の胃袋”を話題にしたあと「だが昨今は、若い胃袋も細っている。20代男性の約2割は1カ月間、ごはん(コメ)を食べていない―農林水産省がそんな調査結果を発表した」と書いていました。 この農林水産省の調査結果が,他で記事や話題になっていたのでしょうが,気づきませんでした。気になる話です。 普段の食生活で「毎食,ごはん(コメ)」ではありませんが,ほぼ「毎日,ごはん(コメ)」の生活をしていますので,とても驚きの話題でした。 編集日記で岩村暢子氏の著書を取り上げていますが,この「家族・食卓」を知った時にも,たいへん驚きました。 「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。 しかし,これからの“日本の食卓”の話ではなくなるかもしれません。 ある記事では,
○ 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重 ○ 健康的な食生活を支える栄養バランス ○ 自然の美しさや季節の移ろいの表現 ○ 正月などの年中行事との密接な関わりの4つを和食の特徴としてあげていました。 若者の一人住まいでは,“多様な食材”を使ったり,“行事食”を作ったりするのは難しいでしょうが,それを意識して外食のメニューを選んでいるでしょうか。 さらに,子育て世代の食卓では,4つの特徴が見られるでしょうか。 ちょっと心配になる調査結果の記事でした。 でも,きっと大丈夫。 日本人だもの。 【関連】 ◇20代男性の2割が1カ月間米食なし 農水省調査(日本経済新聞) 【今日の小咄】 若者が,親戚の90歳のおばあちゃんの誕生パーティーの席で,「来年もお元気でお会いしたいですね。」と言ったら,おばあちゃんは「あんた,若いのに何か病気でもあるのかい?」と言った。