「連携」は… (もしも校長だったら)
天気がよく暖かい一日でした。
新年度が始まり,学校では入学式・始業式の時期になりました。
入学,進級のみなさん,おめでとうございます。
多くの方からお祝いをいただきたいところですが,新型コロナウイルス感染症の拡がりが続く中,入学式への保護者の参加は人数制限が続いているようです。
学校を支援していただけている地域の方にも参加いただきたいでしょうが,それを遠慮いただいているようです。
新型コロナ禍では,入学式,卒業式といった儀式はもちろん,体育や文化などほとんどの学校行事で,参加を制限し,以前のように“開放する”ことは避けています。
その一方で,地域との連携やチーム学校は引き続き言われ,当地では共育が教育理念とされています。
昨年度末の学校運営協議会で,委員の方から「学校へ行く機会がなくなり,様子がよく分からない」という声がありました。学校を積極的に支援されている方ですら,関わり方に“戸惑い”を持たれていますので,地域の方にとっては“学校が遠く”なっているかもしれません。
新型コロナ禍における地域との連携やチーム学校のあり方は,それぞれの学校で工夫されているとは思いますが,感染症が治まるのを待つのではなく,以前とは異なる“新しい形を創りだす”ことが必要です。
そのために…。
ある校長先生は,入学式に子供達へ語ったことを,学校ホームページで
小学校で、みんなで楽しく生活するためにがんばってほしいことを、二つお話します。 一つ目は、あいさつです。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」そして「ありがとう」や「ごめんなさい」も。いろいろなあいさつをしっかりできる子になってください。 二つ目は、お友達です。(略)と書いていました。 すぐに反応があるわけではないでしょうが,地域の方が,子供達に“いろいろなあいさつ”をしていただける一年が始まる予感がします。 子供達と地域の方を“つなぐ”のは,学校の力によるのだと思います。 校長先生,「学校の力」を地域へ向けていますか。 【おまけ1】 「グッ,クルッ,パッ。」 大事な決断をする時は,グッと踏みとどまって,クルッと頭を一周させれば,パッと正しい答えが浮かぶ。 【おまけ2】 「あいさつの詩」(出典不詳) 明るいあいさつ。元気なあいさつ。はずむあいさつ。 あいさつは,まず,目で触れる「Eye擦」。 あいさつは,心を交わし,愛を察する「愛察」。 あいさつは,私を見せる「I拶」。 あいさつは,相手を映す「相撮」。 挨拶を数理でみると,「アイ=I=1(ローマ数字の一)」「サ=3」「ツ=2=Two」 だからあいさつは,132。 「132=ヒミツ=秘密」 挨拶は,秘密の扉を開いて交流する手段なのかも。 【参考】 《検索》 もしも校長だったら(集団「Emication」)