「冬服でいいの?」 (もしも校長だったら)
天気がよく,気温があがり暑い日になりました。
9月末が近づき,制服を着る中学校や高校,職場では夏服から冬服への“衣替え”の時季になりました。
第5波の感染拡大が縮小(減少)する中,「衣替えをどうするか」が話題になったでしょうか。
新型コロナ禍で2度目の「夏服から冬服へ」であり,冬服を長く着てきていますが,“感染予防”の状況を見ていて,「これまでと同じでいいの?」との不安があります。
感染拡大の第5波では,デルタ株などの変異種は症状や感染経路,状況の変化が言われ,“分からない”ことも増えました。
○ 手洗いや手指の消毒などをこまめにっする。むやみに顔・目・鼻・口を触らない。 ○ 身の回りのものを消毒・除菌する。 ○ 症状がなくても,周囲に人がいる時はマスクの着用を心がける。 ○ 3つの密(密閉・密集・密接)を避け,人との距離(できれば2メートル)を取る。 ○ こまめな換気をする。新型コロナウイルスの感染予防の一つに,以前ほど強く言われませんが「衣類を清潔に保ち,室内に持ち込まない」ことがあります。
玄関で上着などを脱ぐ,衣服のウイルスを落とす…子供たちは,冬服を,そのように扱っているでしょうか。 冬服は,夏服のようには洗濯をしませんし,子供の生活場所で脱ぎ着していそうです。 制服が,気づかないまま“運び屋”にならないでしょうか。 冬服の準備を伝えた先生,「なぜ制服を着るのか」を検討していますか。 「感染予防」の視点と「制服を着ること」の意味(価値)などから考えてみましたか。 「制服」でなく,感染予防を第一にした「学びやすい服装」で良くないですか。 先生,いかがでしょう。 【参考】 《検索》 もしも校長だったら(集団「Emication」) 【関連】 ◇新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(文部科学省)