学校が変わる…。
「午後から雨が…」という予報でした。午前中は雨は降らずに済みそうでしたので,資源ゴミ・埋立てゴミを片付けました。
市のクリーンセンター,埋立処理場へ「ゴミ」を運びました。
本市で初めての直接搬入でしたが,それぞれ職員の方が説明と対応をしていただき,片づけが済みました。
ありがとうございました。
文科省教育課程企画特別部会で,次期学習指導要領の「審議まとめ(案)」が示され,今日の新聞で,その報道がされていました。
教育に係る方々は,これまでの審議や中間まとめなどから,どのように“変わった”のかに関心をもたれたことと思います。
保護者のみなさんは,「子供達が,どんな学びや活動をするのか?」に関心をもって新聞を読まれたでしょう。
いかがでしたか。
「社会に開かれた教育課程」「アクティブ・ラーニング(AL)」…
「カリキュラム・マネジメト」「授業時間数」…
「特別の教科 道徳」「小学校英語」「外国語活動」…
新聞やテレビの報道では,「??」の部分もありますが,教育に係る方々は,情報を得て夏休み中に「今の活動から…」と次を考えていくことが求められているかと思います。
「夏休みを終えて…」とともに,「改定後に…」の検討が求められています。
今日の新聞で,社説で「学習指導要領」について述べているものがありました。
沖縄タイムスでは,
現場の教員が十分な研修を受け、学習方法について自主的に研究し準備する機会が確保されなければ、新たな指導要領は絵に描いた餅になるだろう。(略) 現場をがんじがらめに縛っては逆効果である。のびのびとした空気と創意工夫あふれる授業。教育の成果はそのような現場から生まれる。毎日新聞では,
指導要領が「ゆとり」から転換する時も、なぜ「ゆとり」が十分な成果と支持を得なかったか、本格的な検証はなされていない。 今回示された改革の方向は、新たな可能性は持っている。しかし多忙な現場の実情などに照らし、一方的な導入にならぬ入念な工夫がいる。 文科省はこの改定で「学校の中に閉じない、社会につながる教育課程を」と意気込むが、現場に立脚した視点がまず肝要である。朝日新聞では,
指導の視点や学習方法、活動例を、文科省が指導要領に書き込むとすると、それらに当てはまらない授業がやりづらくなり、窮屈だ。 ならば画一的でなく創意あふれる教育こそが求められよう。教員の自由度を確保し、裁量を生かす指導要領にしてほしい。(略) 中教審はこの学習を具体的に示さず、「主体的・対話的で深い学び」と説明しているが、いっそうつかみにくい。など,それぞれが“課題”を示しています。 「小学校高学年の授業時間140時間増加」も,記述上は”問題ない”のかもしれません。 でも,A地区ではできても,当地では”無理”かもしれません。 すでに各学校で準備が進んでいると思いますが,「成果を出すカリキュラム編成」となると心もとないかもしれません。 今後,それぞれの“地域の実情に合った”検討が,管理職,主任,担任,若手などので進められることが進むと思います。 子供達が戸惑ったり,学習が滞ったりしないよう,先生方,よろしくお願いします。 「自由人」も,審議会で提示された資料を読み込んで,次に向けた“研究”をしてみたいと思います。 いろいろな方と意見交換をしていきます。 【参考】 ◇教育課程部会 教育課程企画特別部会(第7期)(第19回) 配付資料(文部科学省) ◇ 社説「新学習指導要領 消化不良起こさぬよう」(毎日新聞) ◇社説「学習指導要領 現場の自由の確保を」(朝日新聞) ◇社説「次期学習指導要領]「のびのび」を引き出せ」(沖縄タイムス9 ◇2015年1月1日木曜日 どの学習指導要領で育ったか(データえっせい) ◇次期学習指導要領の審議まとめ(素案)で強調された「カリキュラム・マネジメント」。(和顔愛語 先意承問) 【今日の小咄】 住宅展示場に行ったとき,若い営業マンが「ゆかのあいだ」という言葉を連発した。 しばらく考えて,「床の間」のことだと分かった。