集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

9月。「防災の日」。

花901。  今日から9月,「長月」です。  諸説あるようですが,夜がだんだん長くなる「夜長月(よながつき)」の略とか,雨が多く降る時季で「長雨月(ながめつき)」の略とか,「名残月(なこりのつき)」が転じたとか…。  いずれにしても,「○○の恋しい秋」の始まりであり,あなたの「○○」の始まりです。  今日から2学期tyle="color:#993300">が始まりました。  学校ホームページに載る「今日のようす」「校長先生のお話」は,元気な子供たちのようすを伝えていました。  夏休みの終盤,子供が「いじめ」に苦しんだり,「自殺」を選んだりしたことが,マスコミに大きく取り上げられました。  多くの学校で,「いじめ」や「命」,「自殺」について話し合われたことでしょう。  2012年,将来ある子供の自殺という痛ましい事件が,大津,鹿児島,大阪,札幌と続きました。  そうした状況を受け,新城市教育委員会から『「恕(じょ)」のこころ〜いじめの未然防止〜』(pdf)という文書が出されています。今も参考にしたい心構えだと思います。  教育に携わるみなさん,ご一読を。ご感想などありましたら,お教えください。  子供達の「命」が大切にされる社会でありますように!  今日は「防災の日」,「関東大震災記念日」です。  1923年(大正12年)午前11時28分,関東大震災が起こりました。死者行方不明者14万2800人,家屋全半壊25万戸,焼失家屋44万戸と,東京は壊滅状態になりました。  東日本大震災の被害は大きく,今も復興の姿は見えていません。  そして,今年になっての熊本地震も,その爪痕の大きさに驚き,昨日も大きな揺れがあり,終息が見えません。  首都直下型地震や東海,東南海,南海の3連動地震南海トラフ巨大地震)が起こるのは,「いつ起きてもおかしくない」と言われ,それへの備えが繰り返しいわれています。  少しで被害を減らし,早い復興ができるよう,あらためて備えと対策を見直しておきましょう。  地震対策の一つとして,“市販の電子書籍などの無料公開”を利用するのもよいと思います。一度,スマホタブレットにダウンロードしておけば,ネットに接続しなくても読め,非常時の対応に役立てられるかもしれません。  東京都の発行した防災ブック『東京防災』は,いろいろなサイトで公開されています。   ◇防災ブック「東京防災」(東京都防災ホームページ)     ◇『東京防災』 Kindle版Amazon.co.jp  書籍として発表された『災害支援手帖』(荻上チキ・著)も,熊本地震の後,全ページが公開され,今もダウンロードすることができます。   ◇『災害支援手帖』 臨時公開版木楽舎)  また,防災を学ぶサイト,防災グッズに関するサイトなど,その情報を得ておくことも,「もしも」への備えです。   ◇防災グッズのリスト25選!100均で揃えちゃおう!(いまどきの知恵袋 ちえりん)   ◇南海トラフ地震に備えてGOOD!!高知県庁ホームページ)   ◇防災週間2016スタート(防災ガール)  防災ガールでは,
 今年に入ってからも、4月の熊本地震、つい先日も台風による水害などの災害が発生しています。災害の発生確率が高まる中で、自分とたいせつなひとを守る備えや準備はできていますか?  バレンタインやクリスマスと同じように、大切な人のことを想って防災グッズをプレゼントしてみるのもおすすめです?
と,“防災グッズのプレゼント”という提案もしています。  2007年10月1日から「緊急地震速報」が開始されました。  それに合わせて,気象庁が「全国小中学校『緊急地震速報』標語コンクール」が行われ,最優秀作品2点,優秀作品10点が選出されました。当時のブログ記事に載せていましたので,紹介します。
◇最優秀作品  【小学生の部】 『ぼくたちの いのちを守る おしらせだ』(高知県・北岡七海さん)  【中学生の部】 『考えよう 数秒間で 出来ること』(群馬県・淺川万豊くん) ◇優秀作品  【小学生の部】   ・『緊急地震速報! この数秒が あなたの命を 救います』   ・『知ろう 使おう 緊急地震速報』   ・『速報だ ゆれ来る前に 身を守ろう』   ・『速報で まずは守ろう 身の安全』   ・『速報は いのちをまもる だいいっぽ』  【中学生の部】   ・『速報の この数秒が 身を守る』   ・『速報だ あなたを守る 第一歩』   ・『速報だ! これを合図に 安全確保』   ・『わずかな時間が 身を守る 緊急地震速報』   ・『その数秒 あなたの命を 左右する』
 運用後に起きた東日本大震災をはじめとする大地震により,多くの人が「緊急地震速報」を知ることとなりました。  テレビやケータイから流れる“音”に驚いたことも少なくないと思います。  今,子供達に「標語」を求めたら,2007年とは違ったものが集まるでしょうね。  あなたなら,どんな標語にしますか。 【関連】   ◇緊急地震速報について気象庁)   ◇「東京防災」がなぜ革新的だったか、改めて振り返るGetNavi web ゲットナビ)