連休が終わり,社会が“
新しい生活様式”を意識して動き出しました。
オンライン授業が始まりましたが,使用する機器によって
“学び”が違ってきそうです。それぞれの反応を生かして,次のプランを考えようと思います。
さらに,
スマートフォンが多い集団(授業),ノートパソコンが多い集団(授業)で,資料も変える必要があるかもしれません。
学校ホームページに,いろいろな記事(情報)があります。休校が再延長され,記事の内容も変わってきているようです。
当地(
新城市)の小中学校のホームページから
「最新情報」を更新順に掲載するサイトを用意しました。
いろいろな学校を順にご覧になっている方は,更新された記事(学校)を早く見つけられると思います。
ご参考にどうぞ。
◇新城市立学校の「最新記事」一覧
図書館が“
貸出中止”となる直前に借りることができた『
どうしても生きてる』(
幻冬舎・刊)
です。
短編集ですが,その一つ一つが“
重い”感じがして,一気には読み切れませんでした。
「
一冊の本を読む」というよりも,「
六冊の本を読む」気持ちで,一話一話を楽しむのが合っているようです。
どの話も,“
現代を生きる社会人”の姿をありありと描かれています。
『健やかな論理』 祐布子が唯一安心感を得られるのは、死亡者のSNSアカウントを特定できた時だ。
『流転』 妻の妊娠を口実に夢を諦め、仕事に邁進する豊川。だが仕事に誇りを見出せず。
『七分二十四秒目へ』 派遣、契約、正社員、アルバイト。依里子はまず人の雇用形態を想像してしまう。
『風が吹いたとて』 異動後、痩せていく夫への心配と苛立ちを等分に抱えた由布子は、突如覚醒して。
『そんなの痛いに決まってる』 良大は妻の収入が自分のそれを上回った瞬間、妻に対しては勃起できなくなった。
『籤』 みのりはある夜夫と喧嘩になった。原因は、胎児の出生前診断をめぐる意見の相違。
じゅうよんかい。
その音が流れ込んできた私の指先の神経が,カバンの奥深くに仕舞い込んだはずのスマホが放つ電波と,そっと繋がった気がした。
なつきたかはし @natsuki__TKHS 9月26日
今日あやと撮った(略)
祐布子の表情が浮かびました。
6話の登場人物のなかに,あなたの気持ちにグサッとくる女性がいるかも。
ゆっくり読み進んでください。
目次
健やかな論理
流転
七分二十四秒めへ
風が吹いたとて
そんなの痛いに決まってる
籤
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◇朝井リョウ (@asai__ryo)(
Twitter)